清原亜希 第2回 「ママの愛を込めたお弁当は、思春期をむかえる息子たちとの大事なコミュニケーション」

島地 勝彦 プロフィール

立木 シマジは、毎朝、奥さんから逃げるようにこの部屋へやって来て、夜遅くまで仕事しているらしいよ。

シマジ そう。それで毎晩12時30分に女房から電話を入れてもらっているんです。

清原 どうしてですか?

シマジ 生きているか死んでいるかの安否確認です。

清原 まさか。

シマジ 72歳ですから、いつ何が起こっても不思議ではありません。

セオ ぼくはこの辺で飲んでいて、シマジさんに会いたくなってよく電話をしてここへ来るんですよ。

シマジ おれに会いたいというより、このサロン・ド・シマジなら何人連れてきても、何杯飲んでもタダだからだろう。

セオ ええ、まあ、否定はしません。ここには珍しいシングルモルトが沢山あるんです。清原さんはお酒は飲まれるんですか?

清原 わたしはアルコールはからっきしダメなんです。

セオ そのほうがモデルとして肌にはいいかもしれませんね。

清原 ピッコログランデのオーナー夫妻はよくここに飲みにくると2人して自慢していましたが、そうなんですか?

シマジ そうです。加藤夫婦は大酒飲みですよ。最近舌が肥えてきて、困ったことに「ポートエレンがいちばん美味しい」なんていっていますよ。

セオ 贅沢ですね。ぼくだってポートエレンを飲んだことは、1回あるかないかです。

立木 おれだって1回あるかないかだよ。

清原 そんなに高価なものなんですか?