2013.08.15
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大研究 人間、死んだらどうなるのか【第1部】医者、科学者が明かす これが「死後の世界」だ

週刊現代 プロフィール

天才科学者の研究結果

 たとえば、本誌3月16日号では、東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長の矢作直樹教授が「人間は肉体とエネルギー体、いわゆる『霊魂』に分かれている」と発言。

「私は『寿命が来れば肉体は朽ち果てるが、霊魂は生き続ける。その意味で、人は死なない』という考えに至りました」

 と語って大反響を呼んだ。

 こうした考えに至ったのは、実は彼らだけではない。世界中の一流の科学者が、死後の世界の研究に真正面から取り組んできたのだ。

 たとえば、英国では霊能力者が殺人事件の被害者を発見したことに端を発し、霊の実在を科学的に証明しようとする英国心霊研究協会が発足した。その歴代会長は錚々たる顔ぶれだ。

 放射線測定器を発明し、タリウム元素を発見したウィリアム・クルックス。アルゴン元素の発見などでノーベル物理学賞を受賞し、「空はなぜ青いのか」を解明(レイリー散乱の発見)したレイリー卿ジョン・ストラット。血清療法の生みの親で、ノーベル生理学・医学賞を受賞したシャルル・リシェなどだ。

 この協会の研究者たちは、死んだ研究仲間に霊能者を通じてメッセージを送り、別の霊能者にその内容を送らせる「交差通信」の実験に成功したという。だが一部の会員のイカサマで社会的信用を失ってしまった。

 さらに、電球や蓄音機を発明した米国の発明家エジソンは、権威ある科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」のインタビューで、いわゆる「霊」を「個性」と呼びつつ、

「(死後の個性には)記憶、知性、現世で獲得した能力や英知も残ると考えるのが論理的でしょう。そして死後の個性は、後世の人々と交信したいと考える」

「来世に行った個性が操作できる精巧な装置を作れば、(霊からの通信を受けて)何かを記録するはず」

 と語り、電話に似た霊界との通信機の研究を進めた。

 一方で、霊的な現象に懐疑的な科学者たちも、もちろん存在する。

 現在、一般家庭用電源に使われている交流電流の発電法を確立したニコラ・テスラ。エジソンとの確執でも知られるテスラは、自伝でこう語っている。

「私のただ一度の超自然的体験は、母が他界したときのものだ。その2~3ヵ月前に友人の物理学者クルックスと交霊術の話をした影響もあったかもしれない」(自伝「わが発明」)

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