野球だけじゃない!「大谷世代(1994年生まれ)」はなぜ強い?
水泳世界記録保持者も、五輪銅メダリストも、サッカー英マンCが狙う逸材も、ソチの金メダル候補もいる

フライデー プロフィール
好きな食べ物は寿司と焼き肉。青森から上京し、4月からは明大に通う

 生まれ育った北海道を離れ、中学は青森山田に進学。名門校で充実した練習を積むとともに、ナショナルチームの合宿では実業団などの年長の選手を相手にラケットを振るった。

「頻度はほとんど毎月で、日本のトップ選手が集まります。いつも以上に一球一球に集中しないといけないので疲れるけど、すごく上達するのが分かるんです。でも、僕は青森なので行けないこともあって、そういう時は悔しかったですね」

 リベンジを誓ったリオ五輪は、まだ3年半も先になる。長く続く修練の日々の中で、ストレス解消の手段はあるのか。

「音楽鑑賞ですかね。よく聴くのはAKB48で、推しメンはまゆゆ(渡辺麻友)。SKEだったら松井玲奈さんです」

 そう言うと18歳の少年は、初めて照れ臭そうに笑ってみせた。

「同世代に置いていかれるのは嫌なんです」
奥原希望(大宮東→日本ユニシス)

154cmと小柄ながら、フットワークを活かしてシャトルを拾っていく。粘り強いスタイルを貫く元気娘だ

「私たちの世代ですか? すごく優秀な人が多いですよね! 特に気になるのはフィギュアの羽生結弦君とか村上佳菜子さん。テレビで見ていて『私、置いていかれてるぅ』とか思ったりして、すごく刺激になってますね」

 史上最年少で全日本選手権を制覇した奥原希望。話しぶりは極めて明朗快活。記者の目をしっかりと見据えながら質問に答えていく。

―ナショナルチームの合宿では周りはほとんど実業団の選手ですよね。

「やっぱりスゴイですよ。スマッシュを拾おうとしても、遥か先のほうにシャトルがあって、それがライン際ギリギリに全部入るんです。中学生の頃は全然ついていけなくて……でも、なんだかワクワクしてました。質の高いラリーができた時って、すごく楽しいですからね」

―高校時代は練習に時間をとられて、入学式や修学旅行も行けなかったとか。

「出られたのは体育祭だけ(笑)。正直、バドミントンやめようかなって思ったこともあります。でも、一晩寝たら必ずスッキリしてるんです(笑)。今後の目標ですか? うーん、オリンピックはまだ先なので、世界選手権で優勝することですね。同年代には負けてられません!」