古市憲寿×安藤美冬 【第1回】
金メダリストをバッシングする日本で、本当に起業家は増えるのか

[左]古市憲寿(社会学者、有限会社ゼント執行役)、[右]安藤美冬さん(spree代表取締役/フリーランス)

今朝も古市さんの夢を見たくらい、ファンなんです

安藤: 今回は『安藤美冬流 21世紀の歩き方』第6回のゲストとして、社会学者の古市憲寿さんにお越し頂きました。よろしくお願いします。

古市: こんにちは。よろしく願いします。

安藤: 社会学者といえば、前々回のこの対談には、宮台真司さんに登場して頂いたんです。

古市: ああ、そうでしたね。読みました。

安藤: あのとき、実は私、カオス状態になってしまったんです。

古市: カオスというのは?

安藤: 宮台さん、急なスケジュール変更があったらしくて、1時間ほど遅れて来られたんです。普通はそれくらい構わないんですけど、ちょうどその回の対談はニコ生中継することになっていたので、私がカメラの前で1人でじっと待っている映像がダダ漏れしてしまって。

古市: へえ、そうだったんですか。

安藤: そうしたら、コメントが1万件ぐらい殺到したんです。中にはきついことや変なことを書いているのも結構あって・・・。私、ニコ生に出るのにはあまり慣れていないので、ちょっとめげました。

古市: それは大変でしたね。

安藤: まあ、宮台さんとの対談自体は楽しかったし、いろいろと貴重なことを教えて頂いたのでよかったんですけど。

古市: たぶん、安藤さんが対談された少し後くらいだと思うんですけど、ピースボートで宮台さんに会いましたよ。

安藤: 本当ですか? やっぱり乗られていたんだ。

古市: そうそう、ショートクルーズで、すごく楽しそうでした。自分がピースボートの中でいかに女の子に人気があるかという話をされてましたね。

安藤: さすが(笑)。

古市: しかも宮台さん、仕事があるからと言って、那覇で船を降りたんですよ。その後、僕も那覇で降りたら、たまたま街中でばったり見かけたりしました。

安藤: お二人とも、フィールドワークとして乗船されていたんですか?

古市: いや全然。僕は「水先案内人」という、なかば講師みたいな立場で乗りました。宮台さんも同じです。クルーズでは「脱原発」がテーマだったので、宮台さんはその話をするということで乗られたんです。

 あれ、いきなり宮台さんの話になりましたね。

安藤: すみません。まず、どうして古市さんをお招きしたのか、その説明からしなきゃいけませんね。初めに正直に言います。ぶっちゃけ、私は古市さんのファンとして、古市さんに会いたかった(笑)。

古市: いやいや。

安藤: 本当にそうなんです。実は今朝も古市さんの夢を見てしまって。

古市: えっ、そんなそんな・・・。

安藤: でも、ちょっとボーイズラブ風な展開の夢でした。

古市: ボーイズラブというと、もう1人、別の男性が出てきたんですか?

安藤: はい。もう1人男性がいました。これはきっと、古市さんに彼女がいてほしくないという、私の強烈な願望が夢に出たのかなと(笑)。

古市: いやあ、どうしましょうか(笑)。

安藤: 私は中学時代、「やおい系」の同人誌に結構ハマってたんです。

古市: へえ、ボーイズラブ好きだったんですか。

安藤: それで、「自分の憧れの男子には女性を好きになってもらいたくない!」なんて思いようになりまして。むしろ、その男子に"彼氏"がいてほしいくらいだと。

古市: そういう願望なんですか?

安藤: そういう願望が今朝、久しぶりに湧いてきたんです、無意識のうちに。

古市: 僕の相手の男は誰だったんですか?

安藤: 誰でもなかったんです、漠然としていて。それもたぶん具体化したくなかったんだと思います。そこに自分は入れてもらえなかったから・・・。

古市: ええと、今日のテーマは何でしたっけ?

安藤: 「起業」です。あれだけファンだとか好きだとか振っておきながら、一転して、全然関係ない起業のお話を伺えればと(笑)。

古市: ボーイズラブがテーマで対談するよりもはるかに気楽です。

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