The Face +制球マスターが明かした「投球術」「ジャパン」 吉見一起(中日ドラゴンズ)無四球、無三振が僕の理想

フライデー プロフィール
昨季からは選手会長も務めており「何が何でも優勝して、ビールかけの音頭をとりたい」と意気込む

 昨シーズン終盤に骨折した右肘も、術後の経過は良好だ。春季キャンプも一軍スタートとなった。

 しかし、心残りが一つある。代表候補に名を連ねながら辞退せざるを得なかったWBCである。

「もちろん出場するつもりで調整してきました。でも右肘の状態を考えると、3月の時点では、本来の50%の力しか出せない。それでは通用しないし迷惑になる。批判があるのは覚悟の上ですが、考えに考えて、辞退を決めました」

 WBCは1試合の球数制限(一次ラウンドは65球、準決勝以降は95球)が設けられる大会だ。〝無四球無三振〟を是とする吉見こそ、他のどの投手よりも適任だと思うのは筆者だけではないだろう。

「次回は4年後ですよね。僕、32歳です。(代表に)選ばれるといいんですが・・・・・・」

 吉見タイプの投手ならば、より円熟味が増す最高の年頃ではないか。地味ながら野球好きにはたまらなく面白い、そして最も頼れる投手になっているはずだ。

「フライデー」2013年2月15日号より