日本の大金持ちシリーズ第15弾 1億5500万円の「マグロ大王」大いに語る すしざんまい社長はこんなに大金持ち

週刊現代 プロフィール

 そりゃあ、生活するのに困ることはありませんが、自分のことをお金持ちだとは思いませんよ。だって、カネがそんなにあったって仕方ないじゃない。昔は私ももっとおカネが欲しいと思うときもありました。でも、おカネというのは有効に使ってナンボ。酒呑んだり、贅沢な暮らしをして体を壊したら意味がないですから。

 子どもにも教育は必要だけど、財産を残そうとは思いません。上の子どもは大学に行くときも、学費は自分でアルバイトして稼げと言いましたし、下の子なんて高校の時からそうしていました。子どもは子どもの人生だからね。それでいいんです」

「人生を楽しめる生き方を教えるのが、子どもへの教育」と語る木村社長自身は、何を楽しみにしているのかと言えば、その一つには各界の著名人たちと交流して、知己を拡げることがありそうだ。実際、木村社長の交友関係は驚くほど広い。本社の入り口や社長室には、木村社長と著名人のツーショット写真やサイン色紙などが飾られていたが、ざっと見ただけでもゴルフの石川遼、大相撲の白鵬、日馬富士の両横綱、芸能界からは萩本欽一や松方弘樹らとの写真があった。

 さらにびっくりするのは、初セリ翌日の1月6日の「首相動静」に、木村社長の名前が登場したことだろう。

 このあたりの交友関係について、ご本人に聞いた。

「安倍(晋三)総理のご自宅に伺ったことが新聞に出てから、いろいろ騒がれて困っているんです。ご迷惑をおかけしたんじゃないかって。

 もともと昭恵夫人とは雑誌の対談でご一緒したりして知り合いだったんです。安倍総理ご本人とも水産業界のパーティなどでご挨拶させてもらったりしていましたから、お二人とも面識はありました。

 安倍総理はなんと言っても現在の日本のトップの方。これから日本の景気を引っ張っていく方ですから、ぜひ頑張っていただきたいという気持ちがあって、初マグロを競り落とした5日に電話させていただいたんです。そうしたら、総理から『明日は休みで自宅にいるから』とお誘いいただいたので、翌日、例のマグロを一貫だけお持ちして食べていただいたわけです。それだけなんですよ。総理はとても喜んでくださって、『ありがとうございます』と御礼の言葉をいただきました」

 本誌が昭恵夫人に、木村社長の訪問について聞くとこんな答えが返ってきた。

「社長と初めて会ったのは去年。『歴史通』という雑誌で対談をさせていただきました。ただし会ったのは、その時の一回だけです。そのご縁で、今回、マグロを持って来ていただいて、うれしかったです。一貫だけでしたけど(笑)」

横綱にマグロをプレゼント

 事業に成功した大金持ちが、スポーツ選手のタニマチになるというのは珍しくないが、白鵬や日馬富士にとって、木村社長はタニマチ的存在なのか。