週現スペシャル プロ野球・Jリーグ・プロレス
日本人が愛した助っ人・出稼ぎガイジン選手
「あの人はいま」

週刊現代 プロフィール

「ニールは南太平洋の島をレンタルし、本拠地・グリーンスタジアム神戸(当時)で挙式した、ジャスミン夫人とリゾート開発に着手したのですが失敗。日本で貯めた150万ドルの財産がパーになった。結果、前妻への月5000ドルの養育費の支払いがストップし、未払い金と利息が80万ドル近くになった。パスポートの書き換えに帰国した際、ロサンゼルス国際空港で『子供の養育義務を放棄して海外に逃亡した』として、逮捕されたのです」

 '93年、千葉ロッテで4番を打ったメル・ホール(52歳)の不祥事は「ホール・フォール(転落)」と現地メディアに叩かれた。

「複数の未成年者をレイプした罪で'07年に逮捕され、懲役45年の判決が下りました。現在、服役中で仮釈放されるのは早くて'30年です。犠牲者はホールがコーチをしていた女子バスケットボール・チームの選手たち。裁判では12歳と14歳の女の子をレイプした件が審理の対象とされました。ホールの娘、ビアンカが『パパはそんなことをする人ではありません』と涙ながらに訴えましたが、未成年の時にホールにレイプされたという女性二人が強姦の様子を証言。ホールがソフトボールのコーチをしていた時の教え子も『ポルノビデオを見せられた』『セックスしようと言われた』と証言し、ジ・エンドでした」(友成氏)

 一方で、全然変わらない男もいる。'89年、ヤクルトでホームラン王に輝いたラリー・パリッシュ(59歳)の近況を語るのは、テレビ局メジャー特派記者の笹田幸嗣氏である。

「ヤクルト時代、ワニ料理を食べることで話題になりましたが、今もフロリダ西海岸の家で、ワニ狩りを楽しんでいるそうです」

 今回、登場する中で最年長。プロ野球史上初にして唯一のガイジン沢村賞投手、バッキー(75歳)は、故郷のルイジアナで年金生活をおくっている。

「もう2年になるか・・・・・・'11年1月に家内を亡くしてね、以来、一人暮らしだよ。近所に娘が住んでいるので面倒を見てもらっている」

 10年前までは大学生の指導をしていたが、今はまったくベースボールと関わらない日々だという。それでも遠く異国でプレーした記憶が、いまだ頭をかすめる。

「今でも恋しく思うよ。'64年には村山(実)と私が2大エースって呼ばれてさ。甲子園のファンは熱く、温かかった。必死で投げた」

 阪神在籍7年目の終盤、対巨人戦に登板したバッキーは王へ危険球を投じ、両チームの乱闘を引き起こしてしまう。

「そんなこともあったね。でも、すべてがいい思い出さ。KOBEステーキの味は忘れられない。新幹線の移動も楽しかったな。日本のハイテクノロジーには何度も感激させられた。美しい景色ばかりだった。遠征で様々な地を訪れるのが楽しみだったね」

 だが、「もう一度訪れたい場所は?」との問いには間髪を入れずこう答えた。