[アイランドリーグ]
高知・定岡智秋監督「ハイレベルな外野の競争」

中村は将来性豊かな左腕

 ピッチャーの中村正利(鹿児島城西高)もこの春、高校を卒業する18歳。サウスポーながら140キロ台のストレートを投げられる逸材です。昨春の鹿児島県大会ではチームを優勝に導いており、高校生として力は申し分ありません。

 体力もありそうですから、同じ左腕の吉田豊彦投手コーチの下、実戦の中でどんどん投げさせたいと考えています。彼の加入により、このところ故障もあって結果が出ていないサウスポーの吉川岳らにいい刺激を与えてほしいものです。

 5位指名した山下和則(青嶺高-九州総合スポーツカレッジ)は二遊間を守れる内野手。まだ線は細いですが、足が使えるところが長所です。スイッチヒッターのようですが、トライアウトで見た感じでは、まず左打ちを完成させたほうがよいとみています。19歳と若く、伸びしろがあるだけに高知での成長が楽しみです。

 昨季までの僕はなるべく多くの選手にチャンスを与え、我慢して起用してきたつもりです。しかし、チームの成績は一昨季、昨季と四国の4チームの中で最下位に終わりました。さすがに3年連続でファンの皆さんを裏切るわけにはいきません。今季は少し考えを改めようと思っています。

 チーム内の競争を勝ちぬき、結果を出さなければ試合には出られない――プロとしては当然のことですが、今季はより、この部分を徹底していく方針です。そのためにも、外野に限らず、開幕に向けて全ポジションの争いを激化させていこうと考えています。この先、球団には外国人助っ人も補強してもらう予定です。