[MLB]
杉浦大介「イチロー残留もヤンキース危うし?」

スポーツコミュニケーションズ

今季は長く、苦しいシーズン?

「高齢化と疑問の残るチーム運営によってヤンキースとレッドソックスは弱体化し、アメリカン・リーグ東地区はかつてほど高レベルではなくなった。依然として強力地区ではあるが、もはやメジャー最強ではない。そして2013年は、ヤンキースとレッドソックスがどちらもプレーオフを逸する1993年以来では初めてのシーズンとなるだろう」

「スポーツイラストレイテッド」誌のジョー・シーハン記者がそう記しているように、今季のヤンキースに悲観的な予想を語るものは少なからず存在する。

 筆者の予想は前記した通りだが、楽なシーズンにはなりそうにないという点は疑いもなく同意する。イチロー、黒田の役割も大切になあるはずだし、1年を通じて日米のファンを沸かせるスリリングな戦いが続くことだろう。

 過去18年で17度もプレーオフ出場し、13度の地区優勝を重ねてきた常勝軍団は、2013年も力を保てるのか。ヤンキースとそのファンにとって、長く、苦しく、それゆえにエキサイティングなシーズンになりそうな予感が漂ってくる。

杉浦大介(すぎうら だいすけ)プロフィール>
東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、NFL、ボクシングを 中心に精力的に取材活動を行う。『スラッガー』『ダンクシュート』『アメリカンフットボールマガジン』『ボクシングマガジン』『日本経済新聞』など多数の 媒体に記事、コラムを寄稿している。
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