[虎四ミーティング]
本田武史(プロフィギュアスケーター)<前編>「長野、ソルトレーク五輪の舞台秘話」

スポーツコミュニケーションズ

納得の4位が飛躍への土台に

二宮: 最初の4回転を失敗してしまったのが大きく響きましたね。私は会場で観ていたのですが、あの4回転、ほんのちょっと着氷の時にバランスを崩しただけだったように感じていましたが、実際はいかがでしたか?
本田: 自分では、跳んだ瞬間に失敗だとわかりました。

二宮: 跳ぶ瞬間にわかるんですか!?
本田: はい。あの時は少しステップアウトしてしまって、跳ぶ時に体が外にぶれていく感じがしたんです。

二宮: 跳んだ瞬間に「これはマズイ」と?
本田: はい、そうです。体が上がった瞬間に「あっ」と思ったのは覚えています。

二宮: ほんのささいなミスが命取りになるということですね。それにしても惜しかった……。
本田: でも、3位のティモシー・ゲーブル(米国)は3つの4回転を成功させているんですよ。加えて、自分は失敗しているわけですから。それに、3回転-3回転のところを、3回転-2回転になっているんです。

二宮: そうそう、観ていて「あれ?」と思いました。
本田: 最初のトリプルアクセルで、ちょっとジャンプが詰まってしまったんです。それでスピード不足になってしまって、2回転に切り替えました。でも、後で映像を観ると、「3回転でもいけたかな」と思ったのですが、その瞬間はダメだと判断したんでしょうね。

二宮: しかし、1カ月後の世界選手権では3位に入り、日本人男子では25年ぶりのメダルを獲得しました。
本田: ソルトレークで4位になったことで自信をつかんだことが大きかったと思います。その年の世界選手権は日本での開催でしたし、メダルを獲れたのはとても嬉しかったですね。

(後編につづく)

本田武史(ほんだ・たけし)
1981年3月23日、福島県生まれ。9歳からフィギュアスケートを始め、1996年全日本選手権では史上最年少の14歳で優勝。東北高2年時に出場した98年長野五輪では15位。その後、米国、カナダに留学し、2002年ソルトレークシティ五輪で日本人男子最高位(当時)の4位入賞を果たした。02、03年の世界選手権で銅メダルを獲得。06年、プロに転向し、現在はアイスショーに出演する傍ら、解説者、指導者としても活躍している。

☆本日の対談で食べた商品☆
とりそぼろ丼


 

「とりそぼろ丼」は、2004年1月~2010年4月まで長くご愛顧いただいた「つゆだくとりそぼろ丼」を、ボリューム感、味ともにリニューアルした商品です。ご飯にきざみ海苔、とりそぼろをのせ、青ねぎと白ごまをかけた丼です。とりそぼろは、ひき肉と角切りの2種類の国産鶏肉を使い、かつおと昆布だしで仕上げたほんのりと甘くしっとりジューシーな味わいです。また、たまごを和えるとまろやかな口当たりになります。リニューアルし、さらに美味しくなった「とりそぼろ丼」を、ぜひお召し上がりください。

すき家 虎ノ門四丁目店
東京都港区虎ノ門四丁目1番19号


(店舗写真:守谷欣史)
すき家が世界展開にむけてつくったモデル店舗。2階建てで吹き抜けの店内は従来の牛丼チェーンにはない解放感にあふれています。おひとり様でもグループでも食事が楽しめる店舗です。

(対談写真:金澤智康、構成:斎藤寿子)

協力:ゼンショー