リチャード・ブランソン「事業を起こして成功させるための5つの秘訣を教えよう」

起業家は芸術家に似ている

これまでの生涯で、事業を立ち上げて成功させるための秘訣や不変の答えを見つけだしたかと、しばしば聞かれる。

それゆえ、ヴァージングループの非常に大きく成功した事業を性格づけるものは何か、またこれが重要なのだが、うまくいかなかった時は何を間違えたのかを考えてきた。40年間を振り返ってみて、5つの『秘訣』に思い当たった。

(1) 今やっていることを楽しめ

新しい事業を始めるということは膨大な量のきつい仕事で、必要な時間も長大となる。楽しまなければやっていられない。西ロンドンの地下アパートでヴァージンを始めた時は、なにも大企業を起こそうとスタートしたのではない。自分が楽しめてそれで請求書への支払いもできるような何かを創ろうと始めただけだ。

大計画も戦略もなかった。社名自体も即席だった。ある晩、数人の友人と飲みながらおしゃべりをしていた時、ビジネスには誰もが素人だったので、グループの名をヴァージンにしようと決めたのだ。その名はしかし、心に残るし確かな響きを与えた。

私にとって事業を築くということは誇れる何かを成すことであり、才能のある仲間と一緒に、人々の生活に本当の違いを生む何かを創造することだ。

起業家は芸術家に似ている。会社を起こした時、目の前にあるのは真っ白のキャンバスで、そこに描き込んでいくのだ。優れた画家がキャンバスにあらゆるディテールを描き込むように、起業家が成功するためには、その事業を立ち上げる時にあらゆる小さなことをもきちんとこなしていかなくてはならない。しかしながら、芸術作品とは異なり、事業に終わりはない。常に進化する。

起業家が人々の生活に違いをもたらそうと取りかかって、それをやりとげるなら、月々の支払いができるだけでなく、大当たりの事業を立ち上げることになるだろう。・・・・・・(以下略)

メルマガ『現代ビジネスブレイブ』より

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