[虎四ミーティング]
眞鍋政義(全日本女子バレーボール監督)<前編>「世界一の守備力とサーブ」

スポーツコミュニケーションズ

メダル獲得への陽動作戦

二宮: 驚いたのは背番号がガラリと替わっていたことでした。
眞鍋: 背番号を替えたのも、五輪でメダルを獲るための重要な作戦でした。

二宮: どういう狙いがあったのでしょう?
眞鍋: 近年は「データバレー」と言われるように、今のバレーボールはデータを駆使して戦略が練られています。そのデータをとる時には、名前と背番号で見ているわけですから、頭の中に「○番は△△」というふうに、頭にインプットされているんです。背番号が替わると、これほど嫌なことはありません。

二宮: 外国人からすれば、日本人はみんな同じ顔に見えるでしょうね。背番号まで替えてしまったら「あれ?」と困惑してしまう。
眞鍋: 非常にとまどったと思いますよ(笑)。例えば、新鍋理沙と木村沙織、迫田さおりと江畑幸子、大友愛と荒木絵里香、というふうに、あえて同じポジションの選手同士で替えましたから、余計に困惑したでしょうね。なにせ、我々も困りましたから(笑)。4年間、同じ背番号でやってきたわけですから、そういう頭でいるわけです。ですから、試合前にメンバー表に背番号を書きこむ際は、間違わないように細心の注意を払いました。3人のコーチにも、必ず確認をしてもらっていたんです。

二宮: 自分たちが間違っていたら、シャレにならないですからね(笑)。
眞鍋: 本当にそうなんですよ(笑)。

二宮: それにしても背番号を替えるなんて、よく思いつきましたね。
眞鍋: 最初、選手には反対されましたよ。みんな自分の背番号に愛着を持っていますからね。それでも、とにかくメダルを獲るために替える、と押し切りました。でも、本当はもう一つ提案したことがあったんです。「できることなら、みんな同じヘアースタイルにしないか?」と。選手たちには「あり得ない」と一蹴されてしまいました(笑)。

二宮: アハハハ。それは面白いアイディアですね。確かにヘアースタイルまで同じにすれば、日本人が見たって、間違いますよ。
眞鍋: そうなんですよ。でも、その案は選手たちには大ヒンシュクでした(笑)。

(後編につづく)

眞鍋政義(まなべ・まさよし)
1963年8月21 日、兵庫県生まれ。大商大附属高校(現・大商大高)、大商大を経て、 86年新日本製鉄(現・堺ブレイザーズ)に入社。 88年にはソウル五輪に出場した。 2005年に現役を引退し、同年、久光製薬(現・久光製薬スプリングス)の監督となる。 08年12 月、全日本女子チームの監督に就任。今年のロンドン五輪では 28年ぶりの銅メダルに導いた。 16年リオ五輪まで監督続投が決定した。

 ☆本日の対談で食べた商品☆
3種のきのこ牛丼

1025日()より、期間限定「3種のきのこ牛丼」を発売致しました。「3種のきのこ牛丼」は、バターと焦がし醤油で味付けしたエリンギ、しめじ、えのき、彩りにパセリをのせた牛丼です。たっぷりのきのこは大きめにカットし食感よく炒め、3種類のきのこそれぞれの食感が楽しめます。味付けに使ったバターと焦がし醤油は牛肉と相性がよく、バターのまろやかな味わいと、焦がし醤油が香ばしい風味豊かな牛丼が味わえます。旬のきのこを風味と食感で楽しむ「3種のきのこ牛丼」を、ぜひお召し上がりください。

すき家 虎ノ門四丁目店
東京都港区虎ノ門四丁目1番19号


(店舗写真:守谷欣史)
すき家が世界展開にむけてつくったモデル店舗。2階建てで吹き抜けの店内は従来の牛丼チェーンにはない解放感にあふれています。おひとり様でもグループでも食事が楽しめる店舗です。

(対談写真:金澤智康、構成:斎藤寿子)

協力:ゼンショー