Close up 谷繁元信(中日)「24年間、プロの球を受け止め続けて」 野村克也、王貞治に次ぐ通算2753試合出場の記録を樹立

フライデー プロフィール
並み居るプロの剛球を受け続けてきた左手は、右手より一回り大きくなっていた

 辞めることは考えていないが、仮に今辞めてもそれほど悔いを残すことはない。それだけの野球人生を送ってきた自負はある。

「まあ、2000本安打まであと30本ぐらいだから、それは狙えるかな。3000試合出場ですか。ケガせずにやればあと2シーズンぐらいですね。野村さんの記録(3017)を抜いてみるのも面白いかな。捕手の記録はほとんど野村さんですからね。でも、オレが抜いたら、そのときも『オレでいいの?』って思うでしょうね」

 年代によって考え方は変わってきたが、一つだけ変わらないことがある。

「野球が好きだっていうこと。これは変わりません。特に35歳を過ぎるあたりからは、自分の仕事は野球しかない、野球をやっていないと自分自身が生きないって思うようになった。好きで、自分を生かす道。それがオレにとっての野球なんです」

文|阿部珠樹 撮影|熊谷貫

「フライデー」2012年10月26日号より

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