本誌でしか読めない「日本の大金持ち」シリーズ番外編 女でも大富豪その儲け方を大公開

週刊現代 プロフィール

 茂山氏の成功の秘訣は「努力の継続」だった。

「店がヒマな日があるのは仕方がない。でもそれが2日、3日と続き、『ヒマな時期』になってしまうともうダメです。だからそうなる前に何か手を打たなきゃダメなんです。目玉商品の美人を連れてくるなり、ホステスのネジを巻き直すなりしなきゃいけない。

 大手百貨店の化粧品売り場の女性を2年がかりで口説いたこともありますよ。その間、ずいぶん化粧品を買いましたけど(笑)」

 6年前に「薔薇と薔薇」を閉店し、現在は焼き肉店とバー、クラブを経営。再来年には蓄えをすべてつぎ込み、三宮に10億円の飲食ビルを建設する予定だ。

学童保育ビジネスを狙え

 ラウンジが「古き良き時代」の象徴だとすれば、「最新の流行」に活路を見出す女性もいる。身体に染料で絵を描く「ボディジュエリー」を手がける山崎美羽氏(37歳)だ。

「キャッチフレーズは『キラキラした商材を世界に広げる、世界キラキラ化計画の山崎美羽』です(笑)。

 いつの時代でも世界中どこでも、女性は『キラキラしたもの』が好き。いまの仕事の前はエステサロンを経営していましたが、タトゥーではなく、身体に染料で絵を描くサービスはどこもやってないと気づいた。女性には自分だけの美を追求したいという気持ちが必ずある。これはビジネスになると思いました」

 山崎氏の先見性は、ボディジュエリーを提供するだけでなく、同時にやり方を教えるスクールを立ち上げたところだ。

「'08年8月、実家のある静岡県富士市でビュエリスト協会を立ち上げ、現在東京の直営スクールが3校、全国で代理店契約しているスクールが3000店舗あります。受講者はすでに2万人を超えていますね」

 スクール事業だけで年商3億円、山崎氏の年収も3000万円を超える。

 最後に、まだ大富豪ではないが、将来性抜群の事業を手がける女性を紹介しよう。「こどもみらい塾 エルク」を運営する末木佐知代表(48歳)だ。

 学習院女子短大から三菱商事に入社した末木氏は、同社退社後の'89年に「丸の内OL研究所」という人材派遣会社を立ち上げ話題を呼んだ。

 そして'08年、「こどもみらい塾」を設立する。小学生の学童保育にお稽古事をミックスするという、新しいビジネスだ。

 彼女のように美貌と話術を持つ女性経営者の武器は「人脈」である。