2012.11.11(Sun)

バリアフリーで旨い店見つけます! 亀有の〝厚皮〟餃子店

筆者プロフィール&コラム概要

「こち亀」の両さんの銅像がお出迎え

 残暑厳しいおり、今回のバリ旨候補店は、わたくしライターの山岸朋央が車いすを利用する複数の友人から推薦を受けた餃子の専門店です。

鈴木「複数の推薦とは、期待大じゃないですか。しかも、餃子ならばスタミナ満点で残暑対策にもバッチリ。さっそく調査を開始しましょう!」

 葛飾区内を横断するJR常磐線の亀有駅。人気漫画「こち亀」の主人公・両さんの銅像が出迎えてくれる北口から、高架沿いに10分ほど歩いたところにある『ホワイト餃子 亀有店』。ファミレス風の大きな店舗の周囲には11台分の駐車スペースが設置され、店舗出入口近くの一枠には「車いすマーク」が描かれています。

鈴木「店舗正面に3段の階段がありますが、障がい者専用駐車スペースから続くようにして緩やかなスロープが設置されているので問題ありませんね」

 期待以上の滑り出しに上機嫌の鈴木さんでしたが、出入口の押し引き扉の赤い取っ手に手をかけた瞬間、その満面の笑顔が曇ってしまいました。店内の天井まで届くその大きな木製扉は、上半分以上に厚いガラスがはめ込まれていることもあり、とても重いんです。

鈴木「見た目にはお洒落な扉ですが、これでは健常者でも押し引きがちょっと大変なのではないですか!?」

 思わぬマイナスポイントが発覚しましたが、店内のバリアフリー度は鈴木さんも納得の、評判通りのものでした。段差がないのはもちろん、通路幅はどこも1m以上確保。さらに、ゆったりと配置されたテーブル席は、テーブルの脚が中央に太い一本のタイプなので、車いすに乗ったままでも利用しやすくなっています。

 トイレは当然の如く車いす対応トイレが設置されていましたが、手すりが右手側だけにしか付いていないのは残念。とはいえ、バリアフリーに関しては、ベストとは言えなくともレベルが高いのは間違いなし。それでは、味のチェックへとまいりますか。

鈴木「大量の油で揚げ焼きしているのにもかかわらず、フランスパンと同じ粉を使用しているという厚い皮がパリパリで、不思議なことにまったく油っぽくありません。一個が大きいのにこれなら何個でもいけそうです。ビールにもよく合いますしね」

 勝手に注文したジョッキを片手に、「焼き餃子(1人前・10個)」(420円)と「水餃子(1人前・8個)」(420円)をぺろりとたいらげた鈴木さん。味チェックの結果はそのえびす顔で一目瞭然。バリアフリーで旨い餃子がいただける店を見つけました。

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