[BCリーグ]
群馬・青木清隆コーチ「打線に欲しい粘り強さと積極性」

スポーツコミュニケーションズ

野球への取り組み

 しかし、いくら監督や僕たちコーチがアドバイスをしても、結局のところは気持ちを変えるのも、実際にやるのも選手自身です。せっかく選ばれてこのリーグに入り、好きな野球を思う存分できる環境にあるのですから、選手にはもう少し悔しさを前面に出し、成長のための努力をしてほしいと思います。

 そういう意味で変化が見られるのは、1年目の萩島寿哉(境西高-城西大)です。バッティングが得意な萩島は、真っ直ぐにも振り遅れないキレのあるスイングで、現在はチームトップの打率3割7厘をマークしています。少しでも打線に勢いづけようと、後期からはリードオフマンとしての役割を与えられています。そんな萩島の練習の取り組み方や試合の入り方などが変わってきたのです。

 例えば守備練習の時から本気になって、手を抜かずに打球を追うようになったおかげで、以前よりも打球への反応が速くなりました。さらには試合前の空き時間、一人で黙々と体を動かして準備しているのです。こうした選手が一人でも多く、今後出てくることがチーム力アップにつながると思っています。

 さて、僕自身は指導者として2年目のシーズンとなりましたが、日々勉強の毎日です。特に全ポジションの経験がある五十嵐監督には、内野の守備に対しても僕が気づかないような細かいところへのアドバイスをしていただけるので、学ぶことが多いのです。選手だけでなく、僕自身も成長したシーズンになるように頑張りたいと思います。

青木清隆(あおき・きよたか)>:群馬ダイヤモンドペガサスコーチ
1985年8月30日、群馬県出身。前橋育英高、大東文化大を経て、2008年、群馬に入団。チーム一の俊足プレーヤーとして活躍し、08、09年にはベストナイン、09年には盗塁王に輝いた。11年よりコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めた。