[アイランドリーグ]
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チャーリーはNPBの即戦力に

井川は勝ち星こそ1勝(3敗)だが、防御率1.64はリーグトップ(8月21日現在)。

 また井川博文もNPB行きが期待される投手です。今季、愛媛から移籍した彼には、ボールのスピードを生かすため、抑えを任せていました。前期を通じ、速球をスカウトに見てもらう目的はほぼ達成できたと感じています。

 ならば次は長いイニングでも投げられることを示そう。そんなプランで彼には後期から先発で投げてもらっています。打線の援護がなく、勝ち星にこそ恵まれていませんが、ゲームはしっかりつくれています。先発でも抑えの時と同様、140キロ台中盤のボールがコンスタントに出せれば、より注目度が高まるのではないでしょうか。

 外国人ではチャーリー・ウェザービィを即戦力として売り込めればと思っています。彼の長所はボールのキレと投球術。カットボールを巧みに使ってバットの芯を外す方法を心得ています。この12月に34歳となりますが、テクニックは十分、NPBでも通用するレベルです。

 ただし、同じく外国人でオリックスに途中入団したアレックス・マエストリ(元香川)と比較すると、やや球威に欠ける点がありました。正確に言うと、チャーリーのストレートは140キロ台後半で決して遅いわけではありません。ただ、先発では常に全力投球はできませんから、どうしても球威が足りないように感じられてしまうのです。

 後期からは、ストレートの速さもアピールすべく、井川に代わって抑えに配置転換をしました。マエストリが1軍で即先発起用され、初勝利をあげたように、現在のNPBではどの球団も外国人投手は欠かせない存在になっています。その一角に、ぜひチャーリーも食い込んでほしいものです。