[アイランドリーグ]
徳島・島田直也監督「永川弟(広島)の課題」

スポーツコミュニケーションズ

NPBの投手との違い

 岩根に限らず、アイランドリーグのピッチャーは最初に厳しいところに投げようとして、自らピッチングを苦しくしているケースが見受けられます。コースを狙い過ぎて、カウントを悪くし、肝心な勝負球が甘く入ってしまうのです。

 一方、NPBの一流ピッチャーはバッターの様子を見ながら、初球に平然と甘いコースでストライクを取りにくることがあります。そうやって有利なカウントに持ち込み、最後はボール球で打ち取るのです。こういった投球術を身につければ、もっと楽にピッチングができると感じています。

 前期は優勝した香川に11.5ゲームもの大差をつけられましたが、上位のチームと戦力差は感じていません。香川の投手陣には完璧に封じ込められたかたちではありませんし、愛媛はデイビット・トレイハン、小林憲幸の先発2本柱は強力ですが、打線は徳島のほうが上です。投手陣が頑張り、ディフェンスがしっかりすれば、後期は互角以上に戦えると見ています。

 何といっても我々は昨季のチャンピオンチーム。このままズルズルと負けるわけにはいきません。チーム内も後期に向けて雰囲気は良くなってきました。後期は開幕の高知戦の後、香川、愛媛との対戦が7試合続きます。ここで大きく勝ち越し、波に乗りたいものです。また1からのスタートで選手とともに頑張ります。応援よろしくお願いします。

島田直也(しまだ・なおや)プロフィール>:徳島インディゴソックス監督
1970年3月17日、千葉県出身。常総学院時代には甲子園に春夏連続出場を果たし、夏は準優勝に輝いた。1988年、ドラフト外で日本ハムに入団。92 年に大洋に移籍し、プロ初勝利を挙げる。94年には50試合に登板してチーム最多の9勝あげると、翌年には初の2ケタ勝利をマーク。97年には最優秀中継 ぎ投手を受賞し、98年は横浜38年ぶりの日本一に貢献した。01年にはヤクルトに移籍し、2度目の日本一を経験。03年に近鉄に移籍し、その年限りで現 役を引退した。日本ハムの打撃投手を経て、07年よりBCリーグ・信濃の投手コーチに。11年から徳島の投手コーチを経て、12年より監督に就任。