2012.06.24(Sun) フライデー

一食6000kcalの食習慣がたたり心筋梗塞で入院。決して他人事ではありません
渡辺徹が味わった「メタボ→糖尿病」死の恐怖

筆者プロフィール&コラム概要
現在 復帰会見で、スリムな体型を披露。「『懲りないヤツだ』と言われないように管理していきたい」と誓ったのだ

 '81年にデビューした当初は、180cmの長身に72kgのスレンダーな体型だった渡辺。しかし、'87年に榊原郁恵(53)と結婚した時には、すでに130kgの巨体に。それもそのはず。「仕事帰りに朝まで飲む」「カツ丼にマヨネーズをかける」「夜食は弁当3人前」「常に甘い清涼飲料水を持ち歩く」「1.5ℓのコーラを水代わりに一気飲み」など、力士顔負けの食生活を送っていたのだ。

 本人によれば、一食あたりなんと6000kcal相当を摂取していた時期もあったという。ドカ食いは確実に渡辺の身体を蝕み、30歳にして、急性糖尿病で緊急入院する羽目になったのだ。

「郁恵には、21歳の頃、お父さんを心筋梗塞で突然亡くし、死に目にも会えなかった悲しい思い出があります。それもあって、夫の急性糖尿病に焦った郁恵は、栄養バランスが取れた食事を作って渡辺を20kgほど減量させたんです。でも渡辺は、痩せた途端に気が緩んで、食欲に勝てずにリバウンド。これを何度も繰り返していました」(芸能プロ関係者)

 渡辺の例は決して笑い事でも他人事でもない。2年前、肥満による糖尿病を患った経験を持つ作家の桐山秀樹氏は、次のように語る。

「中高年の病気と思われがちな糖尿病ですが、現代では20代から40代にも、患者が急増しているんです。これは、若い世代が幼少期からファストフードなどの食事を多く摂ってきた弊害でしょう。かつては〝贅沢病〟と言われていましたが、今後は、むしろ、手軽なファストフードやコンビニ弁当などに頼りすぎる層に糖尿病が激増していくと考えられます。

 私は子供の頃から肥満体質でしたが、糖尿病を機に一念発起し、白米、パン、麺類など糖質の高い食品を抜く食生活にチェンジしたんです。寝る3時間前には食べるのをやめ、その分、野菜、汁物、豆腐、肉や魚などのおかずをゆっくり噛んで食べるようにしたら、3ヵ月で体重20kg、ウエストは20㎝減り、高かった血糖値も改善しました」

 メタボは立派な糖尿病予備軍。たとえ今、糖尿病ではない人でも、食生活を管理し、太らないようにすることが大切だ。桐山氏によれば、不眠も肥満につながるため、睡眠を取り、ドカ食いや、仕事をしながらの〝片手食い〟を避けることが第一歩だという。

 糖尿病は、身近にある恐怖。今一度、自分の生活を見直す必要がありそうだ。

糖尿病で末期の腎不全に

 タレント・グレート義太夫(53)が糖尿病と診断されたのは、'95年の夏。この時、通常は100以内と言われる血糖値が、630もあった。

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