ドン小西 第3回 「8人の女と全部別れたはずが、また4人に・・・。冷たい性悪女が忘れられない62歳の人生相談」

島地 勝彦 プロフィール

ドン シマジさんもおれも、学校でははみ出し者だったんだ。

シマジ それくらいの変わり者でなきゃ、ファッション界のデザイナーとして多くの賞に輝いたり、テレビタレントとして一世を風靡したりなんかしないわな。

ドン シマジさんだって大学で成績優秀だったら伝説の編集者にはなれなかったと思うよ。

瀬尾 なるほど。おふたりとも学校の勉強が出来なかったコンプレックスを跳ね返そうと、世の中に出てから奮起して一旗揚げたんですね。

シマジ いまの出版社には成績優秀なヤツばかり入ってくるから、面白い編集者がいなくなったんだろうね。採用の方法を考えないと、出版業界は滅びるんじゃないのか。

瀬尾 そうですね。でもシマジさんの担当編集者は面白いのが多いですね。

立木 たしかにシマジにくっついてくるヤツは面白いのが多いよな。『MEN'S Precious』のハシモトなんて変わっているよ。年中、首に何か巻いているんだぜ。真夏の、熱中症になるんじゃないかって猛暑の日でも巻いているんだから。

シマジ あいつは巻物フェチなんだよ。

ドン この間シマジさんと一緒に飲んだ『Pen』のサトウも面白いヤツだったな。

シマジ 面白いヤツを短い面接で選ぶなんて無理な話だよ。

瀬尾 どうすればいいんですかね。

シマジ おれだったら1年間仮採用にして、その中から才能ある面白いヤツを本採用にして会社に残すね。出版社は印刷にしたって本を売るのにしたって、言ってみればアウトソーシングなんだ。つまり社員の才能だけで持っているんだよ。

瀬尾 なるほど、それは一理ありますね。

立木 たしかに、むかしは面白い編集者がたくさんいたよな。

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