ドン小西 第3回 「8人の女と全部別れたはずが、また4人に・・・。冷たい性悪女が忘れられない62歳の人生相談」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ そうか、伊勢神宮のお膝元で生まれ育ったのか。それで生まれながらにして強運がついてるんだ。

ドン たしかに62年間の人生を振り返ってみるに、何度も地獄を見てきたが、地獄に落ちるようなことはなかったな。

シマジ 文化服装学院だって劣等生でも卒業して、ちゃんとデザイナーとして名をあげたじゃない。

ドン そうだね。バケツを持って廊下に立たされたことはあるけどね。でも、まぁ、おれはあの学校には感謝の気持ちも義理も何もないから、寄付の誘いがきても無視しているけどね。

シマジ おれだってそうだよ。青山学院大学時代は「優」が1つもなくて、集英社を受けるときだって学校推薦からは外された。成績のいいやつが30人ほど推薦されたんだけど、集英社に受かったのはおれだけだったな。

 就職課に行って「受かったよ」と報告したら、「君は集英社に親戚の叔父さんでもいたんじゃないの?」って言われたんだ。頭にきたね。それからというもの、大学に寄付してくれと言われても一銭も出す気にはなれないんだ。もしそのとき就職課のヤツが「君は偉いね。『優』もないのによく入れたね。おめでとう」と言ってくれていたら、おれは1,000万円でも寄付していただろうな。

立木 それは絶対ないな。こんな浪費家にそんな余裕はないはずだ。

シマジ ゴメン、1,000万円の余裕があったらそれくらいやりたい"気持ちがある"ってことだ。

立木 最初から話を端折らないで正しく言いなさい。