ドン小西 第2回 「バブル崩壊後、20億の借金をコツコツ返して残り数千万に。ところが、そこでスケベ根性が・・・」

島地 勝彦 プロフィール

瀬尾 シマジさんのような暮らしに、憧れる男も多いですね。

立木 愛妻家のセオはそれ以上言及しないほうがいいんじゃないか。だいたいシマジのことをうらやましく思っちゃいけない。

シマジ おれの暮らしは何てことはないよ。毎朝9時ごろにはこの仕事場に母屋からやってきて、原稿を書いています。そして一応、毎晩12時30分にカミサンから電話をかけてもらっているんだ。1人で死んでるかもしれないからね。

ドン へえ、食事は奥さんとしないの?

シマジ 毎朝、母屋でヒゲを剃りながら卵を1個食べるだけだよ。あとはここ40年以上外食だね。今日も愛育病院の前の"たじま"に行って、1人でそばを食べてきた。

ドン セックスは?

シマジ もちろん外食だよ。

瀬尾 シマジさんは食欲も性欲も家庭に持ち込まない主義なんですよ。

立木 セオ、おまえが言うとどうもうらやましそうに聞こえるな。

瀬尾 しかも母屋は同じフロアで、この部屋から7~8メートルと離れていないんです。

シマジ 夫婦にはいろんな愛の形があっていいのさ。

ドン よくそこまでわがままが通用するように奥さんを飼い慣らしたもんだね。

シマジ 気がついたらそうなっていたんだ。

立木 一度母屋に呼ばれたことがあったが、ジマジは借りてきた猫みたいに温和しかった。

シマジ ドゴールだってチャーチルだって、"女房の目に英雄なし"だよ。いわんやシマジをや、ってことさ。