
第1回はこちらをご覧ください。
運動神経抜群! でも勉強は…
安倍: 徳岡さんの幼い頃のエピソードをもう少しうかがえますか?
徳岡: 幼い頃の、僕の遊び場は厨房でした。厨房でゆでダコに串を刺して遊んで叱られたり、厨房の若い人たちと一緒に遊んで、ふざけて、みかん箱の中に隠れ、そのまま中で寝てしまい、行方不明だと大騒ぎになったり…。
厨房の人たちが寝泊りをする「部屋」で4つ並んだ2段別ベッドの真ん中に立たされ、「これくらいうけとめられないと男じゃない!」と言われ、上から勢いよく枕を投げられたり…(笑)。厨房の人たちに遊んでもらっていました。
安倍: 「料理人になろう」と幼い頃から思っていたのですか?
徳岡: 思っていなかったです。幼い頃は、友達が多く、ほとんど勉強もせず、遊んでいました。繁華街で補導員につかまったりしながら…(笑)
安倍: やんちゃな少年だったんですね。
徳岡: スポーツが好きで、ソフトボールと水泳をしていました。ソフトボールは4番でピッチャー。いわゆる「ヒーロー」でした。水泳は小学3年生まで泳ぐことができず、小4で泳げるようになったのですが、小5の時には、西日本の水泳大会で11位になりました。ちょっと微妙な順位ではありますが(笑)