[虎四ミーティング]
川崎憲次郎(プロ野球解説者)<後編>「“怖さ”の松井と“嫌らしさ”の川相」

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強まる指導者への願望

二宮: さて、川崎さんは現役引退後、東北楽天の監督に就任した野村克也さんからピッチングコーチの要請を受けられたそうですね。
川崎: そうなんです。でも、当時は引退して間もなかったので、お断りをさせていただきました。

二宮: 楽天の監督時代に野村さんとその話になった時、「あの野郎、断りやがった」って、怒っていましたよ(笑)。それだけ川崎さんを指導者として買っていたんでしょうね。
川崎: とてもありがたい話だったのですが、少し外側から野球を見たいなという気持ちがあったんです。いずれは指導者をしたいと思っていましたから、引き受けるべきか否か、相当悩みましたよ。断る決心をするのに、1週間くらいはかかったと思います。

二宮: 今のタイミングだったら、引き受けますか?
川崎: もちろんです。迷うことなく、「お願いします」と即答しますよ。伊藤智仁さんや池山隆寛さんなど、ヤクルト時代に一緒にプレーしていた人たちが、今やコーチとして活躍されていますし、そろそろ自分もという気持ちはありますね。

二宮: 今シーズンから巨人のコーチに就任した橋上秀樹さんや秦真司さんは、独立リーグのBCリーグで監督も経験しています。その橋上さんの後を継いで、新潟アルビレックスBCの監督(プレーイングマネージャー)となったのが高津臣吾さん。まさに川崎さんとヤクルトの黄金時代を築いたピッチャーですね。
川崎: 高津さんの監督就任にはビックリしました。選手兼任ということですが、どんな采配をするのか、同じピッチャー出身者としても興味深いですね。