ソーシャルメディアで就職活動はどのように変わるのか。

photo credit: Dick Thomas Johnson via photopin cc  現在の日本における就職活動の様子

 ソーシャルメディアを活用した就職活動を示すソー活というキーワードを最近、とみに聞くようになりました。

 昨今のソーシャルメディアバブルともいえる状況において様々なキーワードに「ソーシャル」という言葉がつくようになってきている中、ソーシャルメディアを活用することによって就職活動というものがどのように変化する可能性があるのか世界各国の事例から考察してみたいと思います。

1. 情報のオープン化によるマッチングコストの軽減

 現在、ソー活という文脈でもっとも言及されるのは、FacebookやLinkedIn、Twitterなどを活用し、コミュニケーションを行うことではないでしょうか。

 このようなソーシャルメディアにおいては、日常的な情報発信からその人となりを知ることができるだけでなく、プロフィールにおいてより詳細な情報が可視化されているため、その応募者がどのような経験や能力をもっているのかを採用者側が知る上でも役立ちます。

 特に、LinkedInは職務経験やボランティア経験、スキル、学校における経験、受賞歴など非常にリッチな情報が記入可能になっており、特にユーザーの多いアメリカでは就職活動というシーンで最も利用されているソーシャルメディアの1つとなっています。

 また、中国においても中国版Twitterともいわれるマイクロブログサービス、Sina Weiboが求職者向けに自分の履歴書を140字以内で記入し、閲覧できるサービスを6月に開始し、3ヵ月で17,000もの『マイクロ履歴書』が集まったと言われています。(筆者個人ブログにおける紹介記事:『中国にみるソーシャルリクルーティングの未来』)

 このようなソーシャルメディアによる情報のオープン化は、求職者と採用者のマッチングにかかるコストを低減させることに繋がるのではないでしょうか。

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