5000万ユーザーを抱える、声でつながるメッセンジャーアプリ「weixin」 

  今、中国で「weixin」(微信)というアプリがとても流行っています。昨年の一月にサービスをスタートして、昨年末にダウンロード数が5000万を突破しました。

 2011年に中国で最も流行したアプリの一つで、今なお国内にも留まることなくユーザーを増やし続けています。

 「weixin」は無料のメッセンジャーアプリで、テキストチャットやボイスチャット、画像共有、複数での同時コミュニケーションが出来、友人や家族の間でのコミュニケーションが楽しむことが出来ます。

 最近、日本国内でも「LINE」というメッセンジャーアプリが2000万ダウンロードされ話題になっていましたが、ほぼ同様の機能を持つ「weixin」は「LINE」の半年前からサービスを開始していました。

豊富なデザインとボイスチャット機能が中国の若者のハートを掴んだ

 「weixin」(微信)は前回紹介したQQのサービスを展開しているテンセント社により、昨年明けに出された、メッセンジャーアプリです。無料で利用できるということで若者の間で人気を博し、昨年の12月9日にはダウンロード数が5000万を突破、アクティブユーザーは2000万を突破しました。

 通話は出来ませんが、1対1のチャットや複数間でのグループチャットが出来ます。

 上記の写真のように絵文字(デコメ)のような機能もあり、種類も豊富でとてもオシャレです。

 このメッセンジャーの大きな特徴は種類豊富な絵文字とボイスチャット機能です。

 種類が多く可愛らしい絵文字が若い世代のハートを掴みました。携帯のメールではテキストだけは基本のコミュニケーションだったので、このアプリによりコミュニケーションの幅を広げることが出来たのです。

 それ以上に若い中国人にはまったのがボイスチャット機能です。

 自分の声を録音し、相手に送るという単純な機能なのですが、これが彼らの心を鷲掴みにしたようです。

 中国人はおしゃべりが大好きです。些細なことでもメールではなく、電話をかけてきます。

 そうした点で、気軽に自分の喋りたいことを音声として相手に伝えられるという機能は彼らにとって非常に親和性があったと言えます。また、それ以上に料金的な要因がヒットにつながったようです。若い人にとっては電話料金は大きな負担です。話せば話すほどに出費が増えてしまいます。そんな中、ネットさえつながればお金をかけずにしゃべり放題というサービスはとても魅力的なモノなのです。

 「weixin」は世界も見据えています。

 英語でも対応していますし、facebookにも接続することが可能です。

 また、bumb機能が付いているので、気軽にプロフィール情報を交換できますし、位置情報サービスも内臓されているので、近くにいる「weixin」ユーザーと出会えることも出来ます。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら