馬場康夫 第4回「塩野七生が物書きとなったシマジへ贈った『忠告』」

島地 勝彦 プロフィール

馬場 なるほど。編集営業もなさってるんですね。働く70歳ですね。いまの若者がバーチャル人間で、GAPやユニクロを着てコンビニの弁当を食べて、せっせせっせと貯金しているというのに、反対にこの不良のオヤジはせっせせっせと稼いだ金を全部浪費しているんだ。

シマジ おれは若者とちがってもう先がないからね。

馬場 いやいや。シマジさんは長生きしますよ。

シマジ いや、馬場ちゃんのほうが長生きするね。「100歳へGO」って映画を作ってよ。馬場ちゃんが監督したら面白い映画出来ると思うね。

<了>

馬場康夫(ばば・やすお) ホイチョイ・プロダクションズ代表
1954年 東京生まれ。大学卒業後、同級生たちと設立したホイチョイ・プロダクションズで制作活動を行う。日立製作所に勤務していた1981年「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で『気まぐれコンセプト』を連載開始。以降、『カノッサの屈辱』、『TVブックメーカー』などの深夜番組の企画や、『見栄講座』、『東京いい店やれる店』などのベストセラーを連発。また、1987年の『私をスキーに連れてって』で映画監督デビュー。代表作に『彼女が水着にきがえたら』(1989年)、『波の数だけ抱きしめて』(1991年)、そして『バブルへGO』など。
島地 勝彦 1941年、東京都に生まれる。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長を歴任。現在、コラムニストとして活躍。『PEN』(阪急インターナショナル)、『メンズプレシャス』(小学館)など連載多数。著書に『乗り移り人生相談』(講談社)、『知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者』(講談社)、『水の上を歩く』(開高健との共著)など。

著者:島地 勝彦
『知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者』
(講談社刊、税込み1,575円)
好評発売中

amazonこちらをご覧ください。

楽天ブックスこちらをご覧ください。