どさくさまぎれに「利き酒機関」を国営に!財務省に言われるまま「シロアリ退治」もしない野田首相の増税キャンペーン

〔PHOTO〕gettyimages

巨大ブーメラン

 昨日、国会が開会した。この間、野田総理は、冬の増税セミナー、増税キャンペーンに興じていた。今週土曜日以降もキャンペーンやるようだ。しかし、国会開催中に政府案説明を国会外でしかも参加者制限でやるのは大いに疑問だ。

 野田政権は「増税は不可避」という抗しがたい空気をつくりたいようだ。増税の前にやるべきことはまるで手つかずだ。

「2万5000人の国家公務員OBが天下りした4千5百の法人へ12兆1千億円の血税(その前年には12兆6千億円)にシロアリが群がっている構図がある。このシロアリを退治しなければならない。」

 これは、野田総理の発言だ。巨大ブーメランのように跳ね返る。それも麻生内閣不信任内閣決議案の賛成討論だから笑わせる。皮肉にも、野田総理は、麻生内閣の路線を暴走している。

 私は、昨年9月の代表質問で、このカラクリの解明状況とこれを壊す方向性、12.6兆円のうちいくらを復興事業に振り向けるのかについて、総理の覚悟を問うた。しかし、まるでやる気の感じられない官僚答弁だった。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら