馬場康夫(ホイチョイプロダクションズ代表) 第1回「伝説の『気まぐれコンセプト』第一回で犯した大失敗」

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島地 勝彦 プロフィール

馬場 そうです。ぼくがシマジさんに「シマジ編集長、ぼくは日立を辞めても喰っていけますかね」と訊いたこと、覚えていますか。

シマジ かすかに。

馬場 そのときシマジ編集長は太い葉巻吹かしながら、「馬場ちゃん、心配するな。君は十分やっていけるよ」とのたまったんです。覚えていますか。

シマジ うん、かすかに。

馬場 「どうしてですか」と訊いたら、「うん、馬場ちゃんは明るいし、顔が大きい」って言ったんですよ。人の人生の大問題というのに「明るくて顔が大きいですよ」せめて「君には才能があるから大丈夫だ」くらい言ってもらいたかった。シマジさん、覚えていますか。

シマジ うん、かすかに。

立木 そんな人生の大切なことをシマジに相談したのは、馬場さんのまちがいだったね。シマジくらいいい加減に生きてきたヤツは東京広しといえど、そうはいないからね。

日立にコネで入ったのは本当です

瀬尾 それが立木さん、シマジさんはいま毎週木曜日に日経BPの「乗り移り人生相談」でカリスマ回答者になって、シマジ教の教祖として君臨しているんですよ。

立木 シマジ、そんなことをおれに隠れてやってるのか。知らなかった。

シマジ 毎週10万ものヒット数があり、いつもランキングNO1なんだぜ。ランキングに3本も入ってることもあるんだ。

瀬尾 たしか「乗り移り」のシマジさんの顔写真は「撮影・立木義浩」とクレジットが入っていましたよ。

立木 それはうちの可愛いアシスタントをシマジが手なずけて、だまくらかして、一枚事務所から盗んで行ったんだろう。

シマジ タッチャン、「何よりも尊いものは友情ある」ですよ、ね。

立木 これだよ。馬場さん。これで40年間、おれはやられっぱなしできたんです。

馬場 でも立木さんとシマジさんの仲の良さは業界では有名ですよ。

シマジ 馬場ちゃん、そんな本当のことを本人の前で、言っちゃダメだよ。2人が出来てるなんて建前としては秘密なんだから。