グローバルマーケットを狙う韓国発のスタートアップたち

韓国発のスタートアップMoglueで作られたインタラクティブ絵本

 iPadを学校教育に取り入れることを決定したり、スタートアップ支援を政府として積極的に行なっていたりと韓国のデジタル領域への注力は日本の数歩先を行っています。

 最近アジア全体で人気のK-POPなどを例に韓国についてしばしば言われることの一つに、韓国は国内市場が大きくないため、海外展開を視野に入れている、というのがありますが、それはスタートアップの世界にも当てはまる部分があり、海外のベンチャーキャピタルからの資金調達に成功し、世界のマーケットを狙う韓国の起業家も増えてきています。

 今回はそんな世界を目指す韓国発のスタートアップをいくつかピックアップしてご紹介してみたいと思います。

i-umが変える交友関係の作り方

i-um

 Facebookなどに顕著に見られるように、最近のインターネットにおけるトレンドの1つは個人のリアルな情報や人間関係を可視化させ、人との繋がりをより深めるプラットフォームとなることです。そのようなトレンドは、これまでの匿名の闇に隠れたインターネットのあり方をより安全かつ効率的なものへと変えうるものであり、そのような流れを男女のマッチングに適用させたのがi-umと呼ばれるサービス。

 i-umでは、1日1人、それぞれのユーザーに相性をよい他のユーザーが紹介され、紹介されたユーザーのプロフィールをお互いに見た上で、双方が承認した場合のみ連絡先が開示されます。

 i-umはこれまでの類似マッチングサービスの難点であった男性に偏ったユーザー比率や偽アカウントや複数アカウントの登録などを韓国の全国民がそれぞれ1つずつしか保有できないIDの記入やFacebookやTwitterなどの連携、さらに1ヵ月をかける慎重な登録プロセスによって解決しました。その結果、10万人を超えるユーザーを既に獲得しており、承認する毎に課金するシステムによってローンチの1ヵ月後には黒字化を達成しています。

 25歳の女性起業家、Hee Eun Parkが2011年に立ち上げたこのi-umは、アメリカのVCからの資金調達にも成功し、アメリカ市場への参入を視野に入れています。

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