全700商品を審査
「O-1グルメ決定戦」の舞台裏全部見せます!

 日本一のお取り寄せを決める「O-1グルメ決定戦」。楽天市場が主催し、おとなの週末が協力した

 その審査の裏側では、審査員の真剣なやりとりが繰り広げられ、議論に議論を重ねてグランプリが選ばれたのです。本誌だけが知っているその舞台裏を、すべて公開します。

まだ知られていない絶品を探して

「おとなの週末特別賞」を受賞した「生マッコリ」を出品した「ぴょんぴょん舎」の社長・邉びよん龍雄さん(写真右)

 10月23日、東京の池袋・東武百貨店において、楽天市場とおとなの週末が“お取り寄せグルメの日本一"を決定する『O-1グルメ決定戦』の結果が発表された。見事、総合グランプリに輝いたのは、グルメ部門の『肉鮮蒸し』。準グランプリにはスイーツ部門の『レアルミルクレープ』が選ばれた。

「日本全国どこででも、自宅に居ながらにして最高のグルメが味わえるのが『お取り寄せ』の魅力です。この文化を発展させ、まだまだ知られていない絶品の商品を発掘して、より多くの方々にお伝えしようとしたのが、今回の『O-1グルメ決定戦』なんです」(「O-1グルメ決定戦」事務局)

 8月末に締め切られた大会のエントリーには、700品を超す応募が殺到。「グルメ部門」、「スイーツ部門」、「ドリンク部門」、「素材部門」、「新商品創作部門」の各ジャンルで白熱した戦いが始まった。1次審査では、商品の材料や味付けへのこだわり、郷土色、希少性などを重視。通過したのはわずか67品。

 9月に開かれた2次審査では、デパートのイベントなどでカリスマバイヤーとして活躍する内田勝規さんのほか、楽天市場のスタッフ、おとなの週末お取り寄せ倶楽部担当者、さらには食材専門のブロガー・奥津純子さんなど計15名による実食審査が行われた。ここまでの難関をくぐり抜けたのは22商品。そのすべてが金賞を受賞し、9月末の最終審査会で、グランプリを始めとする各賞を決めることになったのだ。今回は、その緊迫した舞台裏をご紹介しよう。

最終審査会場にはテレビ局の取材も入り、緊迫感が漂う

 最終審査が行われたのは講談社のキッチンスタジオ。持ち込まれた商品の特性を入念に調べて、フードコーディネーターによる調理と盛り付けが行われた。

 試食したのは、食生活ジャーナリストで審査委員長の岸朝子さん、ガーデニングカウンセラーで料理研究家の岡井路子さん、レストランオーナーの今田宏志さん、そして楽天市場グルメジャンルマネージャーと、おとなの週末お取り寄せ倶楽部担当者の計5人。ドリンク、素材、創作、グルメ、スイーツと5つのジャンルごとに審査が進む。

 ドリンク部門で「酒・ソフトドリンク大賞」を受賞した『糀』。今田宏志氏が、こう評価した。

「あまり糀そのものを飲む機会がないけど、おいしいですね」

 これに岸朝子さんが、「持ち味なんでしょうけど、相当、甘みが強いわね」と応えて、一品ごとに念入りに吟味していく。

 素材部門で大賞受賞の『天然トキシラズ』。素材の質だけでなく、価格の折り合いにも目を凝らす。

「希少性があるものだし、これだけ旨みがある鮭で4000円しないなんて安いわね」(岸さん)

 続いて、創作部門。豆腐に添えて試食した柚子コショウ『ユズリッチ』には、「肉でも野菜でも、何にでも合う商品です」(今田氏)

 岡井さんは、「爽やかな後味がいいですね。柔らかくて食べやすい」と『はっさくちりめん』を高評価。順調に審査が進むなか、自分の採点表を睨んでいた岸さんのひと言で、ちょっと緊張が走る。

 採点は各商品を10点満点で評価していたのだが、「ここまでの私の評価では、10点満点のものはないわ。ちょっと厳しすぎるかしら。うわぁ~と感動するものはないわね」

 87歳になっても現役の料理記者である岸さんのお言葉で、会場にはピリリとしたムードが広がった。緊張感に包まれて、さらに、グルメ部門へ。ここで『牧島流鯵茶漬け』(グルメ部門準大賞)が登場すると、楽天市場マネージャーから、「アジの生臭さもないし、小骨まで丁寧に取り除いているのには驚きました」と高評価を得る。

 岡井さんは、「主婦にしてみれば、これだけ本格的なものがすぐに作れれば、料理も楽しくなりますよ」と、主婦目線でのコメント。

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