ホワイトハウスの「社会イノベーション・市民参加局」新ディレクターに社会起業家が就任、「インパクト・エコノミー」を推進

ジョナサン・グリーンブラット氏がかつてCEOを勤めた「GOOD」に掲載された就任の記事

 アメリカの行政府であるホワイトハウスに「社会イノベーション・市民参加局」という部局があることをご存知でしょうか?

 オバマ政権の肝いりで2009年に新設されたこの局の2代目のディレクターに今年の9月に就任したのは、ジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)氏、41歳です。

 アメリカのメディアでもあまり大きくは報道されていないこの人事ですが、社会的課題に取り組むオバマ政権の今後の方向性を窺い知る兆しとして、また社会起業家としてあらゆるセクターで実績を持つグリーンブラット経歴を知るにつけ、非常に興味深い出来事であることを感じます。

『社会イノベーション・市民参加局』(Office of Social Innovation and Civic Participation)とは?

『社会イノベーション・市民参加局(Office of Social Innovation and Civic Participation)』は、オバマ政権発足直後に新設されたホワイトハウスの部局で、公共サービスをより創造的に活性化させ、ビジネスセクターやNPO等の連携を促進し、ソーシャルビジネスと呼ばれるような新しい社会課題解決アプローチを取る組織やプログラムを支援することを目的にしています。その他アメリコア・プログラム(Ameri Corp)と呼ばれる国内のボランティア・プログラムの強化等に力を発揮してきました。

 2億ドル(約156億円規模)の「ソーシャル・イノベーション・ファンド」も設立され、有望なNPOの育成にも力が注がれて来ました。初代ディレクターにはエコノミストで世界銀行やグーグル財団での経験を持つソナル・シャー(Sonal Shah)氏が就任し、この夏、グリーンブラット氏に引き継がれたのです。

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