2011.04.20(Wed)

今こそ考える!なぜ日本は食料輸入大国になったのか Vol.1

生きるためにいちばん大切な「食」の話

筆者プロフィール&コラム概要

 スーパーに行って食品のパックに記載してある原産地の表示を見てほしい。

 オーストラリアのタマネギ、ニュージーランドのカボチャ、メキシコのアスパラ、オマーンのインゲン豆、ノルウェーのサバ、カナダの甘エビ、チリの生ウニ、オーストラリアの豚肉、ブラジルの鶏肉、フィリピンのパイナップル、南アフリカのグレープフルーツ、アメリカのイチゴ・・・。日々の食卓にのる食料は、世界のあちこちから海を越えてやってきているんだ。

 「食料自給率」という言葉を知っているかな? その国で消費される食料のうち、何パーセントが自国産なのかを表す数値だ(ちなみに食料自給率は、計算方法の違いで重量ベース、生産額ベース、カロリーベースの三種類に分かれるんだけど、この本で食料自給率という場合はカロリーベースを指す。命の維持に必要なのは食料の重さでも値段でもなく、食料から得られるエネルギーだからだ)。

この連載記事のバックナンバー
トップページへ戻る

経済の死角

週刊現代、FRIDAYが特集した経済、企業に関する話題記事を厳選公開。