2011.03.30(Wed) 内藤 忍

カリフォルニアワインはこれからどうなる?

中川ワイン販売オーナー・中川一三さんに聞く第2回

筆者プロフィール&コラム概要

 最近発見した素晴らしいワインがあれば、教えてください。

中川: ハーランの隣村、地続きにある「ゴースト・ブロック」ですね。これが圧倒的に美味しいと思います。1万5千円で売っていたのが、円高の影響で、今は1万1千円程度まで値段が下がってきました。

内藤: 頑張れば買える価格ですね。

 ハーランと地続きということですが、やはり、いいワインには土壌が関係あるのでしょうか?

中川: 土壌が一番関係がありますね。アメリカは石や砂利をいれ、土地改良をし、土壌を全て変えますから。

 1本の木から、本来であれば2本3本ワインがつくれるところを、厳選したぶどうのみを使い、1本半しかつくらないというように、生産数も抑えています。

 ですからワイナリーの人はあまり儲かっていず、流通で価格が高くなり、儲かっている。

内藤: 流通業者が儲かっているという状況なんですね。

中川: スクリーミング・イーグルも、50ドルからはじまり、メーリングリストで売る時には750ドルまで上がる。もともと値段が上がっているので、それが10倍になることはないですね。うちでも、1990年のハーランが、50ドルから500ドルに値段が上がりました。

内藤: 高級カリフォルニアワインとしてよく知られているオーパスワンはいかがですか。

中川: オーパスは45ドルで仕入れましたが、いまだに100ドル程度。オーパスはつくりすぎているので、持っていても価格があまり上がりません。

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(ないとう・しのぶ) 株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長。
1986年東京大学経済学部卒業。91年、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。住友信託銀行、シュローダー投信投資顧問株式会社、マネックス証券などを経て2005年11月より現職。「日経マネー」などの雑誌での連載コラムや、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。また、早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学をはじめとするマネーセミナーや講演活動も行う。主な著書に10万部を超えるベストセラーとなった『内藤忍の資産設計塾』(自由国民社)シリーズのほか、『60歳までに1億円つくる術』(幻冬舎)『初心者は株を買うな!』(日本経済新聞社)、『内藤忍の「好き」を極める仕事術』(講談社)など多数。


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