2011.03.10(Thu) 内藤 忍

フランスワインをしのぐカリフォルニアワインの魅力って何ですか?

中川ワイン販売オーナー・中川一三さんに聞く

筆者プロフィール&コラム概要

内藤: 中川さんは、ニセモノのワインを飲んだら分かりますか?

中川: 分かりません(笑)もちろんコルクがいたんでいたり、極端にひどいものだったら分かりますが・・・

内藤: 中川さんレベルの人が分からないとなると、誰にも分からないということでしょうね。

中川: 分かる人もいるんじゃないですか(笑)

内藤: クオリティーは、まぁこれぐらいのものかな。保存状態の影響もあるだろうしな。みたいな。

中川: そうですね。保存状態といえば、自宅でもワインセラーをもっている人が多いと思いますが、意外とあれにはよくない点もあるんです。ワインセラーの中に入れておくと、24時間振動がある環境なので、中のワインが熟成しすぎてしまう。本当はワインセラーの中のワイン1本1本にクッションをしき、紙で一つ一つ仕切って積んで保存するべきでしょう。そうしないと、ワインの寿命は半分くらいになってしまいますね。

内藤: なるほど。

ワインは(あてっこするのではなく)純粋に楽しむべきもの

中川: 僕はブラインドテイスティングはあまりやりたくないけれど、以前やってみたことがあるんです。そういう時、僕の顔をみると皆が「カリフォルニアだ」と思うので、わざとフランスワインをだしてみるんです。すると、フランスワインなのに「カリフォルニアだ」と答える人が圧倒的に多いですね。

内藤: でも実はフランスだという(笑)先入観ですよね。

 白と赤がわからないくらいですからね。やはり眼をつぶって飲むとそれだけ情報量が減るので、わからないということなんですね。

中川: 人間の感覚って、けっこうそういうものですよね(笑)

内藤: グラスや温度、食事との相性、どういう環境で味わうか?によっても変わってくるわけですよね。

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(ないとう・しのぶ) 株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長。
1986年東京大学経済学部卒業。91年、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。住友信託銀行、シュローダー投信投資顧問株式会社、マネックス証券などを経て2005年11月より現職。「日経マネー」などの雑誌での連載コラムや、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。また、早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学をはじめとするマネーセミナーや講演活動も行う。主な著書に10万部を超えるベストセラーとなった『内藤忍の資産設計塾』(自由国民社)シリーズのほか、『60歳までに1億円つくる術』(幻冬舎)『初心者は株を買うな!』(日本経済新聞社)、『内藤忍の「好き」を極める仕事術』(講談社)など多数。


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