女性の記憶に残りたければ男性は低音で話すべし!

 英国・アバディーン大学のDavid Smith博士らが、Memory & Cognition 2011年9月8日オンライン版に発表した研究で、男性の声が低いほうが女性の記憶には残りやすく、男性の声が低いことが、恋人や配偶者を選択する際の基準にもなっている可能性が高いことが明らかになりました。

 博士らは2回の実験を行い、男性の声の高低が、女性にどのような影響を与えているかを調べました。成人女性45人を対象に行われた最初の実験では、女性たちはまず最初に、1個のモノを写した写真を見せられて、同時にそのモノの名前を男性と女性の声で、それぞれ低い声と高い声に人工的に操作された声で聞かされました。その後、最初に見せられたモノと非常によく似た別のモノをペアにした写真を見せられ、最初に見たモノがどちらだったかを当てさせられました。また女性たちは、どの声が好ましかったかについても尋ねられました。

 2番目の実験では別の46人の成人女性が、人工的に高低を操作された声と、本当の男声と女声の高い声と低い声を使って、再度最初の実験と同様の写真の記憶テストを実施しました。2回の実験の結果、女性は男性の低い声を好み、そうした男性の低音の声で名前を聞かされたモノを、より正確に記憶していることが明らかになりました。

 博士はこの結果について、女性は男性の低音の声を好ましく感じると同時に、かん高い男性の声に対してよりも、注意力が増加し、記憶に残りやすいことが実験から証明されたとし、これは人類の進化の過程において、女性側のパートナー選択の際に、高い声の男性のほうが長期的なパートナーとして遺伝的特性と行動特性があまり望ましくない、たとえば性的な弱さや女性を保護してくれる男らしい懐の深さ、心の暖かさなどが欠落していることを予測させるものであるため、より望ましい男性の低い声のほうが、記憶に残りやすくなったのではないかとしています。

医療ジャーナリスト 宇山恵子
Memory & Cognition 2011年9月8日オンライン版


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