鬱を治したい。

鬱を治したい。

 私は28歳の独身女性です。社会人7年目、現在2社目です。現在心の病で休職中です。

 今回ご相談させていただきたいのは6年前に発症した鬱病が、現在でも抑鬱状態として続いていることです。信頼できる医師、心理士により、職場復帰のための支援も受けています。多くの鬱病に関わる書物も読み、努力してまいりました。

 しかし、本当に良くなるのだろうかと不安で怖くて仕方がありません。社会に戻って人の役に立っていきたい、家族や周りや友人たちのことも大切にしていきたい。だけど、体や感情が思うように動いてくれない。もどかしいです。辛いです。

 鬱を改善するためには、どうすればいいのでしょうか? 川村様はどのようにお感じになりますか? 川村様も肩の痛みなど、体調が芳しくないかと思いますので、落ち着いた頃にお返事戴けたら幸いです

(28歳・休職中)


 はじめまして。私の肩のことを心配してくれありがとうございます。温かいお声かけに感激しています。

 さて、鬱病が現在でも抑鬱状態として続いていて、これからの人生に不安を感じておられるあなたの気持ちが痛いほど伝わります。どれだけ自分の意思でがんばっても、どうにもならないもどかしさがあるでしょう。

 さて、気になるのが「多くの鬱病に関わる書物も読み、努力してまいりました。しかし、本当に良くなるのだろうかと不安で怖くて仕方がありません」ということです。

 あなたは元気を取り戻したい一心で本を読まれることは素晴らしいことです。しかし、多くの本を読まれても、どうにもならないということは、それは「ただ頭だけで理解して」はないでしょうか。

 不安で仕方がないということも、あまりにも先のことを想像しすぎて、自分で不安を作っているのではないでしょうか。

お釈迦様がお示しくださった「四苦八苦」

 そもそも私たちは、不安の中で生きています。悩みを抱えて生きているのが人間なのです。それが、お釈迦さまのお示しくださった「四苦八苦」です。

『女の覚悟-ひとり悩むあなたへ贈る言葉 』
著者:川村 妙慶
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 まず、「四苦」というは「生老病死」です。生まれたことによって、さまざまな苦しみを抱えます。老いる苦しみ、病になる苦しみ、そして死ななければならない苦しみです。

 そして「八苦」の中のうちの四苦は、「愛別離苦」(あいべつりく)です。私たちはいずれか愛する人とも別れなければなりません。

 そして、「八苦」の中のうちのもう一つの四苦は、「怨憎会苦」(おんぞうえく)です。嫌いな人、憎き人とも会わなければならない苦しみがあるのです。

 ほかにも、「求不得苦」(ぐふとっく)。求めても、求めても得られない苦しみがありますね。

 そして、「五陰盛苦」(ごおんじょうく)。肉体の欲望からでてくる苦しみがあるのです。性欲などがそうです。

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