9/19、ブレークスルーパートナーズ株式会社が主催する「ブレークスルーキャンプ2011 Summer」の決勝プレゼン大会が行われました。
「ブレークスルーキャンプ」は学生エンジニアを中心とする23チームが2ヶ月の開発合宿を行い、ウェブサービスを開発する合宿形式のプログラムです。開発に必要な宿泊場所、技術的環境なども、マイクロソフト、リクルート、mixiなどがスポンサーとなり提供されています。
今回の記事では、ハイライトとして注目のアプリ・サービスをご紹介いたします。若い力の可能性を感じて頂けるかと思います。
高校生チームの「engraph」は、「現在の携帯電話・スマートフォンの電話帳は非常に使いにくい」という問題意識に基づいて作られた、電話帳アプリです。
現在の電話帳は「連絡先を交換したけれど全くコミュニケーションを取っていない人」も平等に名前順に羅列しているため、「よく連絡を取る一部の人」の連絡先を探しにくい、といった問題があります。
engraphは、ソーシャルメディアのやり取りなどから「親密度」を自動で計算し、自分を中心とした「円」の周囲に、頻繁にコミュニケーションを取るユーザーを優先的に配置してくれます(記事冒頭画像参照)。普段ほとんどやり取りをしない人の表示順位を下げてくれるため、スムーズな連絡先の検索が可能になります。
既にAndroidマーケットでベータ版のダウンロードが可能ですので、現状の電話帳に不満をお持ちの方はぜひ試してみてください。