3年目を迎えたウェブサービスの応援イベント、「WISH2011」開催。

「今年で3年目を迎えるWSH2011。受賞者を含むプレゼンターたち」

 『日本のウェブの未来を担うような可能性のある「サービス」や「端末」を、参加者全員で発掘・共有・応援する』というコンセプトで、2009年から開催されているイベントの第3回目にあたる「WISH2011」が、9月7日に東京都内で開催されました。

 ブログネットワークを活用したクチコミ・マーケティング会社、アジャイルメディア・ネットワーク(AMN、東京都渋谷区)が主催のイベントには、ウェブサービス関係者やマーケティング担当者等、昨年同様、総勢500人が集まりました。株式会社はてな近藤淳也社長によるオープニングトーク、VC関係者、サービス開発者等専門家のパネルディスカッション、そして毎年恒例のウェブサービスのプレゼンテーションが行われ、WISH大賞等の受賞者が選ばれました。

 昨年の様子はこちらにレポートさせて頂きましたが、初回から数え、個人的にも3回目の参加にあたり、感じたこと、受賞したサービスに関し、簡単にレポートしたいと思います。

共感・想いを繋げるサービスの増加

 個人的に一番印象深かったサービスは今回イノベーション賞とAMN賞のダブル受賞を果たした「giftee」でした。gifteeは、「ありがとう」「おつかれさま」「おめでとう」等の気持ちを、コーヒーやスイーツ等のギフトクーポンにメッセージを添え、友人、同僚、大切な人等にメールやツイッター、フェイスブック,mixi等を介して簡単に送ることを可能にするサービスで、最近では「マイクロギフトサービス」とも呼ばれています。

AMN賞を受賞した株式会社ギフティ太田睦代表取締役

 現在は東京都内を中心に約50店舗、100商品以上の取り扱いが可能で、利用できる環境は限られていますが、最近では大手のMUJIとも提携し、今後もサービス利用範囲を拡げていくことを目指しているそうです。

 仕事等でお世話になった人、誕生日を迎える人等に対し、小さな感謝やお祝いの気持ちを伝えたい際、こうしたオンラインサービスを経由してオフラインのつながりを可能にするような場面は、今後もきっと増えてくるものと思います。AMN賞は会場参加者からの投票数上位のサービスに与えられたのですが、gifteeは圧倒的な数の票を集め受賞を果たしたとのことでした。

 なお、その他会場での投票数の多かったサービスとして、ウェブ上で生み出したコンテンツに対し、ウェブやブログに特設ボタンを設置することで経済的にもクリエイターを支援することが出来る「Grow!」や、東日本大震災のボランティアのニーズマッチングをウェブ上で行う「ボランティアマッチ」も投票数が上位にランクしており、改めてウェブサービスを活用することで共感・想いを繋げることへの親和性が高いことを感じました。

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