ツィッターを騒がす「天才経済中学生」はいかにして生まれたか

「異色対談」西田成佑×岩瀬大輔 vol.1

岩瀬: 経済学は、どこに惹かれたんですか。

西田: 日常の出来事を、すごく論理的に説明してくれるところです。

岩瀬: ブログでは海外の文献翻訳とか、いろいろやってますね。カテゴリーは?

西田: 日常の身近な事柄の経済学、社会問題の経済学、海外の経済学者のブログ記事の紹介、翻訳です(この他にも、「中学の教科書にツッコむシリーズ」や「夏休みの宿題」というコンテンツもあり)。

岩瀬: 海外の経済学者のブログを読んでいるのですか?

西田: はい、けっこう読んでいます。RSSに登録しているのは4つくらいですけど。タイトルで気になるのは、読みますね。

岩瀬: するっと読める?

西田: いやあ、それはないです。分からない単語は、ウェブの英訳辞書で調べながらです。

「内申書制度はなくなって欲しい」

岩瀬: 西田さんのブログで面白いと思ったのは、身近な問題を経済学で説明するところなんです。最近のものでは、「なんで学校のトイレは汚いのか」と書いていましたね。「こんにゃくゼリーの規制はおかしいんじゃないか」ってのも話題になりました。

 僕らも政治だとか社会で起こっていることで、いろいろ思うところがあるわけですけれど、西田さんが、いまいちばん日本社会に感じていることは何ですか?

西田: (じっと考える)いちばんは教育になるでしょうか。(また考える)あんまり論理的ではありませんけれど、個人の感情としては内申制度をはやくなくして欲しいなと思います(笑)。

岩瀬: 先生たちに気をつかったり、自分の行動が制約されているなと思ったりすることがありますか。

西田: ありますね。

岩瀬: たとえば? この『現代ビジネス』は、学校の先生たちはあまり読まないだろうから大丈夫ですよ。

西田: いろいろやると、態度点を下げられちゃう。

岩瀬: 態度点が低いのですか。

西田: 1学期は良かったけど、2学期はもう・・・。あれは、社会のプリント販売が効いたのかなあ。