松井秀喜「恩師&家族が支えた引退危機」

故郷の温泉で充電完了! 
メジャー9年目、グリーンゴジラの大逆襲が始まる

FORZA STYLE

「ヒザの状態が悪かったこの2年、山下さんは何度もアメリカまで足を運んで本人を激励しています。父・昌雄さんによれば、『ヤンキースを退団するくらいなら・・・』と引退を口にした松井を『必要としてくれるところがある限り、現役を続けなさい』と叱咤したのも彼。『監督さんのおかげで引退が延びました』と感謝していましたよ」(昌雄さんの知人)

 年始、松井に山下総監督が本をプレゼントするのが恒例行事となっているが、始まりは高校時代なのだという。

「すでにセミプロ級の実力を持っていた松井に対し、山下さんが力を入れたのが"中身"の教育でした。活字嫌いだったゴジラを読書家にしたのは彼なのです。

 ただ、同じ"活字"とはいえ、『中京スポーツ』(『東京スポーツ』の中部地方版)を買いに行かせていたのは失敗でしたね。山下さんに手渡す前に、他の部員たちと体育館倉庫の裏でSEXYページを熟読したことが、後の東スポ好きにつながったワケですから(笑)」(星稜高OB)

 1月4日、山下総監督は再会した教え子に「ヤンキース、そしてエンゼルスを見返してやれ! それが星稜魂だ!」と密かに厳命したが、師に言われずとも、松井は「打倒エンゼルス」に燃えている。

「実は、フロリダを本拠地とする東地区のレイズからも松井はラブコールを受けていた。条件は一番良かったが、彼はアスレチックスを選んだ。理由は古巣と同じ西地区だったから。『エンゼルスでは納得のいくプレーができず、本当に悔しい。オレの人生最大の心残り』というのが最近の松井の口グセ。

 そんな彼を捨てたエンゼルスを、アスレチックスの一員として何度も打ち負かすことで、見返してやろうと思っているのでしょう」(メジャーリーグ関係者)

 恩師と家族による心身のバックアップを背に、松井のリベンジロードが始まる。

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