面長社長の会社の株は売り! CEO(最高経営責任者)の顔の幅で企業業績が決まる

 米国・ウィスコンシン大学ミルウォーキー校のElaine M. Wong博士らが、Psychological Science 2011年9月号に発表する研究で、企業業績がCEO(最高経営責任者)の顔の幅で予測可能であり、CEOの顔の幅が横に拡がるほど、企業の業績、経営状態が良いことが明らかになりました。

 つまり社長の顔を見れば、会社の現状や将来を見通せるということ、細面てで面長の社長を冠する会社よりも、四角な幅広の顔の社長が経営する会社のほうが良い結果を出すことが予測できるということです。

 博士らはCEOの受けた教育や性格などのバックグラウンドが、企業業績にどのような影響をもたらしているかを研究しようと試みましたが、CEOに対して直接アプローチし、心理検査や面接をすることに大きな困難が伴うことから、他の観点から分析する方法を探したところ、顔の縦横の比率が男性の攻撃性と相関性を持つことは明らかにした先行研究を発見しました。

 例えばアイスホッケーの選手で、顔幅の広い選手ほどファールを犯し、ペナルティボックスで過ごす時間が長かったり、顔幅の広い人は他人から信頼に足ると見なされにくいが、自分では力強い男だと感じていることなどを明らかにした研究がありました。

 そしてこの自分を力強さを感じている傾向が、企業経営に関連しているのではないかと考え、全米上位企業フォーチュン500社から選んだ55人の男性CEOの顔の輪郭と、彼らの経営する企業の業績の関係を分析しました。

 分析の結果、顔の縦横比が横に広いCEOの経営する会社のほうが、顔幅の狭いCEOの経営する企業よりも財務状況に関して優れた実績を残していることが明らかになりました。

 博士らは顔幅の広い男性は、自分を力強い人間であると感じており、そうした男性は瑣末なことにこだわらず、全体像を見る大局観があるために、こうした結果につながっているのではないかとしています。

医療ジャーナリスト 宇山恵子
Psychological Science 
Association for Psychological Scienceプレスリリース2011年8月25日