王貞治会長福岡ソフトバンクホークス「人生も、野球もトキメキだ!」

新春インタビュー 迷える日本国民にビッグワンから熱いメッセージ!
目指すは野球人気の復活。「女性でもテレビ見ながら監督になれるでしょう。日本の国民性に合ってるよね」

「今はスポーツが多様化しているから、ある程度はやむを得ない。しかし、諦めるわけにはいきません。マウンドからホームベースまでの距離もベースの大きさも昔と変わってない。

 野球は野球でしかないんです。ホームランでもスピードボールでも、ゲッツーを取る投球術でもいい。

 真剣勝負を見てもらうっていうかね。メジャーはパワー全盛だったけど、イチローは打って走って守るっていうスタイルで、アメリカ人を感動させちゃったわけでしょう。

 僕は365日ずっと、ファンの気持ちの中で野球が生き続けた時代を体験している。夢をもう一度、だね」

 今シーズン、プロ野球界に救世主が現れた。アマ球界で空前の人気を誇った斎藤佑樹が日本ハムに入団。大ブームを巻き起こしている。王会長も、高校の後輩にあたる右腕に熱視線を送っている。

「彼はね、見た目には派手なピッチャーじゃないですよ。でも甲子園では大方の予想を覆して田中マー君(将大)との投げ合いに勝った。大学でも何度も優勝している。勝負の世界に生きて、大きな舞台で結果を出す人には、やはり目に見えない何かがあるんです。

 彼は自分のことを『持ってる』なんて言って流行語大賞(特別賞)をもらったようだけども、どの世界でもそういうものを感じさせる人っているよね。プロ野球界に身を投じてファンの注目を一身に浴びていますが、やはり何かしら期待させるものがあるね」

 "愛弟子"城島健司(34)も変わらず、気になる存在だ。

「キャッチャーだけじゃなく、バッターとしても他の野手、ピッチャーに影響を与えていたよね、彼はリーダー的要素も持っているし、阪神にとって城島の加入はものすごく大きかったと思う。メジャーでは最初、誰にも受け入れてもらえなかった。

 キャッチャーに対する評価も日本みたいに高くない。いろいろ経験できて、プラスになったよね。ヒザを手術したそうだけど、開幕から出るなんて言わないで、しっかり治して、一年でも長くやってほしいよね」

 最後に、王会長は自身の経験を踏まえて、こんなメッセージを送ってくれた。