吉原 清児:著 『医師がすすめる「最高の名医」+治る病院』 不妊症 人工授精・体外受精・卵管鏡下卵管形成術

福田愛作 IVF大阪クリニック院長
【写真1~4:卵管鏡(超小型内視鏡)が キャッチした卵管内部の画像から、異常 の有無をチェックする】1局所麻酔下、膣から子宮の中に細い器具(FTカテーテル)を挿入 し、卵管の入り口を探す→23入り口が見つかれば、その中にバ ルーンというプラスチック製で伸縮自在の細い管を通していく→4卵 管の障害部位(詰まり)を広く開通した後、バルーンを引き戻しながら 卵管鏡(バルーンの中に装着した超小型内視鏡)で卵管内面を観察。 「手術自体は10分程度、点滴や消毒の時間を含めても1時間以内 で済みます」(福田医師)

 ただし、精子死滅症と診断された男性の中には、死滅した精子に混ざり、生きているのに動かない精子がみつかることもある。

 それを見逃さない「眼」があれば、時に"奇跡"も起こり得る。この30代男性は「生きている精子」がみつかり、IVF大阪クリニックでICSI法を受けて子宝に恵まれたという。

「ひと昔前は、あきらめて養子を迎えるか、お子さんのいない生活をお考えになってくださいといわざるを得ないところでした。しかし、医学の進歩によって以前では考えられなかった夢の実現が可能になりました。現代に生まれたことを感謝するケースです」(福田医師)

著者:吉原 清児 (よしはら・きよし)
 
1948年、兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学卒。
医療ジャーナリストとして、講談社、文藝芸春秋など各メディアで幅広く執筆・発言している。
患者と医師の生の声を聞く丁寧な取材を身上に、病院の選び方、治療最前線ルポなど著作多数。
1999年以来、医療サイト「理想の病院」を主宰。

 
主な著書に『名医がすすめる最高の「がんの名医」550人+治る病院』『医師がすすめる最高の名医+治る病院』2005年版2006~2007年版2008年決定版、『家に帰りたい! 家で死にたい!』『がん医療の選び方』(いずれも講談社刊)などがある。

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