『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』著者:適菜収 「B層」をキーワードに、ゲーテが予言した大衆社会の末路を読み解く!

 グラフを見ればわかるように、縦軸がIQ(知能指数)の程度を表し、横軸が構造改革に対する姿勢を示しています。

 このグラフ、および説明をまとめると次のようになります。

 A層は構造改革に肯定的でかつIQが高い層になります。

◎財界勝ち組企業

◎大学教授

◎マスメディア(TV)

◎都市部ホワイトカラー

 説明として、「エコノミストをはじめとして、基本的に民営化の必要性は感じているが、これまで、特に道路公団民営化の結末からの類推上、結果について悲観的な観測を持っており、それが現状の批判的立場を形成している」とあります。

 B層は構造改革に肯定的でかつIQが低い層になります。

◎小泉内閣支持基盤

◎主婦層&子供を中心

◎シルバー層

◎具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層

◎内閣閣僚を支持する層

 説明として「最も重要な点は、郵政の現状サービスへの満足度が極めて高いこと」「民営化の大儀と構造改革上の重要性認識レベルを高めることが必要要件」とあります。

 C層(構造改革に否定的でかつIQの高い層)の説明としては、ごく簡単に「構造改革抵抗守旧派」と、D層に至っては「既に(失業等の痛みにより)構造改革に恐怖を覚えている層」とだけ書かれています。