70歳から肉体改造に挑戦する鳥越俊太郎「私の健康法」

ガンとの闘いを乗り越えた人気キャスター (前編)

「70歳からでも肉体改造ができるのか、挑戦してみようと思ったんです。

 やってみると、自分の体に足りないところがたくさん見つかった。例えば片足立ちは2秒もできなかった。若いころから水泳やゴルフをやっていて体力には自信があったから、これにはショックでしたね。

 体のバランスが悪い証拠で、これが転倒につながり、ひいては骨折して、寝たきりになりかねない。それに腰痛や関節痛にもつながり、それらの障害が正常な生活習慣を乱して、老化や病気を引き起こす原因にもなるそうです。

 ジムに通うことで、筋肉がついてくると、背筋が伸びて、胸が前に出てくるようになりました。姿勢、ひとつを取っても変化を実感できました」

 食事、睡眠、運動の充実に加えて、20年来通い続ける東洋医学の医師から処方される漢方薬も欠かせない健康法だという。

「この20年間風邪はひいていないし、口内炎ができてもすぐに治ってしまう。これは漢方薬による免疫力のおかげです。食事、睡眠、運動にも気を配り始めた今は、免疫力もかなり上がっているでしょうね」

 そして70歳にして、改めてこう痛感したという。

「健康な精神は健康な肉体に宿るということ。今は、気力も充実して、仕事にも意欲を持てるんです」

 ガンを乗り越え、生活を改めた鳥越氏は、年を重ねるごとにますます元気になってゆく。