さらに強くなるザックJAPANは「ココが違う

メッシを翻弄し、アルゼンチンを撃破。ライバル韓国に引き分けたけど・・・
FORZA STYLE
メッシとマッチアップする香川真司。対策は一人が抜かれても数人で挟み込むこと。仕事をさせなかった 〔PHOTO〕長濱耕樹

 そんな中、アルゼンチン戦の興奮冷めやらぬ12日、韓国に乗り込んだ日本代表は、宿敵・韓国代表と対戦。無得点ながらも、0対0で韓国の猛攻を凌ぎきった。

「日本も韓国同様、ピッチをワイドに使って戦い、的確なポジショニングでガップリ四つに組み合った。お互い穴のないハイレベルな試合でした。あとは個人の技術が問われてくるでしょう。アルゼンチン戦も韓国戦も何も急に日本が強くなったわけでない。ポテンシャルはもともとあったわけです。ようやくそれを生かす戦術、手腕を持った監督がやってきた。とはいえ、やっと世界の"基準"に追いついただけですが・・・」

 こう語るのは、スポーツライターの杉山茂樹氏だ。杉山氏が続ける。

「次の代表戦は来年1月のアジア杯。監督が優勝を狙っている感じはしませんが、骨格がしっかりしているのでベスト8以下に沈むことはないですね。シーズン中の欧州組は招集できませんが、国内の選手を試すチャンスですよ」

 船出したばかりのザックJAPAN。多くのファンが久しぶりにウキウキした気分で代表戦を見ていたのではないか。

エース本田圭佑は終盤でもフィジカルの強い韓国選手に当たり負けしない。落ち着いたキープ力も光った 〔PHOTO〕長濱耕樹