さらに強くなるザックJAPANは「ココが違う

メッシを翻弄し、アルゼンチンを撃破。ライバル韓国に引き分けたけど・・・
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ザックJAPANの初ゴールを決めたのはFW岡崎。前半19分、こぼれ球に素早く反応し、右足で押し込んだ 〔PHOTO〕渡部 薫

「ザックが『タテにボールを出せ。常にゴールを意識しろ』と代表合宿で叩き込んだ通り、選手たちは素早くシンプルにゴールを目指していた。攻守に細かいルールを作ることで、選手の動きの効率性と選手間の連動性も上がった。

 メッシと幾度も対峙し仕事をさせなかった長友佑都(24・チェゼーナ)は、『もっともっと来てほしかった。物足りないくらい』と頼もしかったです」(前出・ライター)

 試合後、アルゼンチン代表のバティスタ監督は、『招集する予定の選手数名がケガでいなかった』『(時差による)体調の問題があった』と語ったが、それはCBをケガで欠き、スタメンのほとんどを欧州組で占める日本にも言えること。

 "ザック効果"とでも言うべきか、日本代表は新監督の初陣を華々しく飾ったのだ。ザック流の改革はピッチ内外でも始まっている。ある中盤の主力選手はこう語る。

「試合翌日、アルゼンチン戦のDVDを見ながら反省会がありました。非常に細かく、前半だけでも問題点が20シーンほどありましたね。練習も練習以外も不気味なくらいに自分たちの振る舞いをジッと見られていて気が抜けません」

 また別の選手はこんな変化を明かす。

「ホテル内外でのスリッパやサンダルの使用が禁止されました。ケガ防止の意味もありますが、ピシッとした雰囲気が好きなようで『必ず靴をはくように』と強調しています。そういえば、今までなかったピザやブルスケッタなどのイタリア料理が食卓に並ぶようになった(笑)」