利益と損失の計算の仕方を勉強しよう

高野: 前回は、レバレッジの勉強をしました。覚えていますか?

石田: レバレッジはメリットと同じだけのデメリットがあるから、あまりこだわる必要はなく、むしろ取引額と、そこから発生する損益の大きさなど、自分がやっている取引の中身を意識することが大切なんですよね。

高野: すばらしい!では、今回は取引の中身を理解するうえで重要な、利益と損失の計算の仕方を勉強しましょう。

石田: 私、数学が苦手なんですよ・・・(笑)

高野: 難しいことはなにもありません。
まずは対円の通貨ペア、ドル・円やユーロ・円の場合から説明しましょう。

通貨ペアとは何か

石田: すみません、FXの話をする時に通貨という場合と通貨ペアという言葉が出るのですが、これって同じものなんですか?

高野: いい質問ですね。通貨という人も多いのですが、FXの場合はあくまで通貨ペアです。通常ドルがいくらと言えばドル・円のレートなのですが、円以外の組み合わせもあるので、組み合わせの相手がどの通貨かを意識することが大切です。そうしないと通貨の価値が理解しにくくなるからです。例えば円高と言っても、対ドルでは円高でも対ユーロでは逆に円安になることもあるからです。

石田: だから「ペア」と言う訳ですね。

高野: 対円の通貨ペアの損益は「外貨の金額」×「売りレート-買いレート」=損益金額という計算をします。例えば、1万ドルを80円の時に買い、82円で売った場合、10,000×(82-80)=20,000円となります。

石田: これは儲かったとき、損をしたとき、また売りから取引したときも同じですか?

高野: そうです。82円で買って80円で売る場合、10,000×(80-82)=-20,000円ですので、2万円の損が出たということになります。売りから取引を始めた場合も同様で、売りレートから買いレートを引きます。

石田: 取引内容や損得に関わらず、取引額に売り値から買い値を引いた値をかければ、損益が出る、と。

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