死闘セ・パ6球団「優勝のカギとアキレス腱」

歴史的大混戦を抜け出すのは、どのチームだ?
番記者たちが報じないマル秘エピソード&舞台ウラを全部書く!

FORZA STYLE

「リーグ最強の右打者、ベンちゃんこと和田一浩外野手ですよ。8月、自打球で左足の甲を負傷。普通の選手ならとてもプレーできないほどのケガなのに、足をひきずりながらスタメンで出続けている。なぜか。オレ流指令に背いた末のケガだからです。落合監督は ’04 年の就任時からプロテクターやレガースの装着を義務づけた。

 これを『違和感がある』と和田は拒否。何かあったら自己責任という形で免除されたんです。それだけに痛いから休むとは言えない。そんな意地が首位打者争いをするほどの活躍につながっているんです」(球団関係者)

 先発の駒は豊富で後ろの高橋聡文(あき ふみ・27)、浅尾拓也(25)、岩瀬仁紀(ひとき・35)も磐石。"オレ竜"にアキレス腱はあるのか?

「去年8月末、勝負どころの巨人戦で落合は不振で二軍落ちしていた李炳圭(イ ビヨン ギユ)をナゼかスタメン起用。見事に3連敗しました。今季もダメ外人のセサルをナゼか重用。あまりの打てなさに一旦はファームに行かせたのですが、8月末、またまた勝負どころで一軍に昇格させたんです。

 二軍でも.240しか打てなかったのに・・・。で、セサルが出た試合は2連敗。イヤな予感がしたところで、登録抹消されましたけどね。唯一の不安材料は、オレ流ナゾ采配でしょう」(前出・記者)

 セサルなき今、ファンの不安の視線はもう一人の"寵愛選手"野本圭外野手(26・打率.212)に向けられているという。

主砲と奮闘左腕の気になる一言

「野球は9割がたピッチャーで決まる」

同じ左腕のエース・杉内俊哉と競い合うように勝ち星を重ねる和田毅。緩急をつけた投球が持ち味だ

 との格言どおり、投手力でアタマ一つ、抜け出ているソフトバンク。混パ脱出のカギを握るのは、驚異的なペースで勝ち星を積み重ねる和田毅投手(29)だ。近年、パッとしなかった左腕に何が?

「メジャー移籍が見えてきたからでしょう。和田は来シーズン中に海外FA権を取得しますが、球団としては、カネになるポスティング(入札)システムでメジャーに行かせたい。

 つまり、FA権取得の1年前、今オフに移籍できるかもしれないんです。『メジャーの評価をあげようと奮起したんだろう』とチーム周辺ではもっぱらの噂です」(鷹番記者)

 もう一つの理由として囁かれているのが、意外にも巨人・原監督との確執なんだという。記者が続ける。